婚活でまず条件として考えやすいのが、年収ですよね。確かに男性の経済力って気になりますし、これから出会ってお付き合いをして、家族になる…ということを考えると、どれぐらいの収入があるのか知っておきたいものです。
でも、年収で人を判断するものではない…とわかってはいる人も多いはず。とはいえ気になってしまう相手の年収…実際のところ、年収は婚活をするうえで重要なのでしょうか?
現実は高収入男性が少ない
リッチな生活は誰だって憧れではありますが、現実は女性が理想としている年収を満たしている男性ってかなり少ないのだとか。30代で年収1000万円以上という男性は、わずか0.3%。かなり少ない割合ですよね。
女性が考えているよりも、男性の年収は低めである、ということを婚活のために知っておきましょう。相手の条件として希望の年収があったとしても、ほとんどの場合でその理想を満たしている男性はいないですね。
年収にこだわりすぎた婚活というのも、おすすめできません。
年収が高いことで感じてしまう不満
日本では、まだまだ「年収が高い=仕事が忙しい」という方式が成り立っています。仕事を頑張っているからこそ年収がその見返りとして高いわけで、その分仕事に使う時間が長い場合がほとんどです。
デートの約束をしていても仕事だからとドタキャンされたり、夜も遅い、毎日忙しそう…なんてこともありますね。結婚してもなかなか家族で過ごす時間がない、という生活ってなんだかむなしいですよね。
年収が高い男性は仕事を優先しがちであるため、女性としては少し寂しさを感じやすいため、あまりおすすめできません。生活ができる程度の収入は必要ですが、生活を台無しにしてしまうぐらいなら年収は高い必要がないのではないでしょうか。
年上を探せば年収は高い?
年収だけで決めるわけではない…といってもどうしても年収が高い人を見つけたい、という女性は、年収が高い人を見つけやすい婚活をしましょう。対象年齢を上げることをおすすめします。やはり仕事をして長く働いている人はそれなりに年収が高いです。そのため、自分よりも1回りぐらい上の年代を探してみると、自分が満足できる年収の男性に巡り合いやすくなります。
ただし、年上との結婚には考えなければいけないデメリットもあることを知っておいてください。例えば、今男性が50歳で年収が1000万円あったとしても、60歳が定年であればあと1億円稼げることになります。もちろんその間に年収はあがるかもしれませんが、それほど急激な上昇がある会社はほとんどありません。
でも、年収が500万円であっても30歳の男性なら、60歳まで500万円だったとしても1億5000万円の収入がありますよね。まだ若い男性なら、これから収入が上がる確率も高いでしょう。となると、どちらのほうがいいのか…考えてみてください。
もちろん年齢は年下が好きとか年上が好きとか、好みもあるので金額だけで相手を見つけるわけではありませんが、男性の年収を重視して年上を探している人は、定年まで働いた場合の収入も計算してみるといいかもしれません。
思い切って希望の年収を下げてみよう
最初はどれぐらいが男性の平均年収がわからないので、理想の年収を満たす男性を探すでしょうが、なかなか出会うことができなければ思い切って希望の年収を下げてみてはどうでしょうか。そうすることで、今では対象となっていなかった男性にも出会えるようになります。婚活パーティでもお見合いであっても、出会える男性はすごく増えるはずです。
年収は安定的なものではなく、変動があるものです。会社の業績や転職といったきっかけもありますし、上がる可能性も下がる可能性もあります。もちろん経済力は大事ですが、それだけの男性ではなく、人として愛していける男性かどうか、というところを婚活の基準としたほうがいいでしょう。