結婚相手にどんな条件を求めるか、婚活を始める前にしっかりと考えておきたいものです。求める条件が多い人もいれば、あまり考えたことがない…と条件が少ない人、さまざまですね。相手への条件が全くない、というのも問題ですが、結婚相手に求めるものが多すぎる人はもっと問題です。
結婚相手に求める条件が多い、もしくはこだわりたい人ほど婚活は長引いてしまうでしょう。
条件の増やしすぎに注意
婚活をするにあたって、相手に求める条件…何個ぐらいありますか?昔は三高(身長・年収・学歴が高いこと)が求められていた時代ですが、三平(性格・年収・外見が平均的なこと)の男性が求められるようになり、ついに最近は四低(姿勢・依存・リスク・燃費が低いこと)がモテる男性の条件といわれるようになっています。時代は変わってきていますが、自分なりに譲れない条件は人それぞれあるはずです。
条件を探している間に、増えすぎてしまっている人は要注意です。条件を増やせば増やすほど、その条件をすべて満たす人の数は減っていきます。最終的にかなり狭い範囲でしか探せなくなり、婚活も長引いてしまいやすいです。
少なくてもこだわりが強いのはNG
求める条件はそれほどない…という人でも、とにかくこだわりすぎている人も要注意です。例えば、外見は気にしないし、他にも別に条件ってないけど…絶対に年収が1500万円以上の人がいい、というレベルの高い要求を出していると、相手は見つかりやすいでしょうか?
今は昔よりも男性の年収は減っているといいます。世間の流れとして仕方がないことですよね。もちろんしっかりと稼いでいる人もいますが、数は減っていると考えていいでしょう。1500万円以上の年収があって、しかも婚活をしている人となると、こちらも範囲が狭くなってしまいますよね。探すのが難しい条件にこだわっている分、理想の相手は見つけづらいです。
条件は少なくても、こだわりすぎている人も婚活が長引きやすいでしょう。
自分が反対の立場に立ってみる
相手に求める人は、相手にも当然求められます。自分ばかり理想を求められて、何も相手に求めない人はあまりいません。同じように相手にも理想を求められる可能性が高いです。自分があれもこれもと求められるのって、あまりいい気分はしませんよね。それは相手も同じです。
もし自分がそうされたら…と相手の立場になってみると、自分が理想を求めすぎていた、と反省できるはず。
相手を受け入れる気持ちが大事
理想通りの王子さまに出会えればいいですが、なかなかそうはいかないものですよね。周りの結婚している友達や親などに、聞いてみてください。理想通りの人と結婚できた、文句なし!と答える人はいるでしょうか?何もかもが理想通り、という人もいるでしょうが、たいていの人は理想とは少し違った、と答えるはずです。でも、いま幸せそうにしていればそれでいいと思いませんか?
理想通りではなくても、お付き合いをしてから理想通りに近づけていくことはできます。また、理想とは違っても、それを受け入れるという気持ちを持つことも大切です。すべてパーフェクトとは言えなくても、好きという気持ちがあれば大丈夫ではないでしょうか。
婚活をしていると、理想通りの相手をどうしても探したい、と思ってしまいがちです。でも、それが自分の首を絞めることになって、婚活も長引いてしまいます。そして自分自身が婚活疲れになる…という悪循環なので、条件を増やしすぎたり、こだわりすぎたりするのはやめて、少し寛大な気持ちになって相手を受け入れましょう。
そうすることで、相手も自分を受け入れてくれやすくなり、お互いにいい気分でお付き合いができるようになります。