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元カノと旅行をしたときの写真をうっかり彼女に見られてしまい、同棲している部屋を追いだされた知人がいます。「なんで女って、終わった恋愛にケチをつけるんだ」と嘆いていました。
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「女性の恋愛は上書き保存、男性の恋愛は名前をつけて保存」といわれるのはここイタリアでも同じですが、パートナーの過去の恋愛にモヤつく女性はイタリアのほうが多いように感じます。
自分の心のなかにある“元カノの影”を吹きとばすために行動に移す彼女たちを見ていると、つくづくパワフル…と感じずにはいられません。ここでは、「元カノを攻略する方法」を実践した人たちが、何をしたのかを紹介します。
1.元カノと友だちに
彼の仕事の取引先の女性が、彼の元カノだったという知人女性がいます。ふたりが別れた原因は、価値観がちがいすぎたことだそう。
過去のできごとだと割りきろうとした彼女でしたが、彼が元カノとふたりで撮ったスマホの写真を消していなかったり、もらったプレゼントを捨てていなかったりと、イライラさせられることが何回かありました。
そんななか、彼が出張中にひとりで参加した友人のパーティで、元カノと顔をあわせることに。最初はお互いに警戒していて、あたりさわりのない話をしていたものの、共通の趣味があるとわかってから少しづつ彼女に興味がわいてきたそう。
話がはずんだふたりは、連絡先を交換。いまでは趣味のイベントに一緒に行く友人になったとか。
「彼女を知るにつれて、つくづく彼とはあわないタイプだなとわかって、けっこうすぐにふっきれたわ。彼のことで悩むことがあったら、たまに相談することもあるくらいよ」といいます。元カノにもすでに新しい彼氏がいて、恋愛相談にのることもあるそうです。
2.同じ場所でちがうホテルをチョイス
旅行会社で働く知人女性は、長年友人関係だった男性とお付きあいをしています。友だちだったころには彼から恋バナを聞くこともあり、付きあいをはじめてからも、その内容を詳細に覚えていたのだとか。
彼からアプローチを受けてお付きあいがはじまると、デートスポットが元カノと行っていた場所とかぶることが少なくないことに気がつきました。
「地方に住んでいるし、わたしも彼も行動範囲がそれほど広くない。だから、デートの行き先が同じになってもしょうがないとは思ったけど、どうしても割りきれなかった」と語る彼女。気もちの整理ができるようになったのは、彼が提案したバカンスがきっかけでした。
仕事がら、旅行の手配は彼女が行いました。「元カノと行ったことがある場所だというのは知っていたから、同じリゾート地でもホテルのグレードをあげてみたの。元カノの思い出から私との思い出に上書きしたくて」といいます。
すてきなホテルでゆっくりと過ごし、ロマンチックなバカンスを心から満喫したそう。彼も大満足で、彼女を絶賛。「つまらないことかもしれないけど、ずっとモヤモヤとした思いをかかえていたの。でも、ようやくすっきりした」と気持ちを切りかえてお付きあいできるようになったそうです。
彼の過去の恋愛にヤキモチを焼いてもはじまりませんが、ある程度気になってしまうのはしかたありません。しかし、本人に直接イライラをぶつければ「もう過去の話だよ。どうすればいいの?」と、引かれるリスクがつきまといます。
モヤモヤとした気持ちは自分の心がつくりだすもの…と心得て、ネガティブな行動に出るのは控えたほうがよさそうです。どうしたらいまのふたりでハッピーになれるかを最優先に考えれば、自分のなりの“気持ちが晴れる方法”にたどりつくのも遅くはないでしょう。
(金丸 標)
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