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20代の結婚事情を数値で分析
近年、少しずつ晩婚化が進んでいます。
厚生労働省がまとめている『人口動態統計』(平成28年『人口動態統計』確定数)のデータによると、女性の初婚平均は平成7年のとき26.3歳だったのが平成26で29.4歳になり、以降平成29年までの3年間変わりはないようです。
「20代のうちに結婚したいと考える人」「30代で結婚しようと考えている人」、個々によって違いがあります。
ここでは「20代で結婚できる人」「20代できない人」の特徴についても見ていきます。
20代で結婚する人の割合は?
「平成27年国勢調査」によると、20~35歳までの男女の結婚する人の割合は、以下の通りです。
年齢 | 男性 | 女性 |
20歳 | 0.8% | 1.5% |
21歳 | 1.0% | 1.9% |
22歳 | 1.4% | 2.6% |
23歳 | 2.1% | 3.7% |
24歳 | 3.3% | 5.0% |
25歳 | 4.8% | 6.9% |
26歳 | 5.9% | 7.6% |
27歳 | 6.5% | 7.8% |
28歳 | 6.6% | 7.4% |
29歳 | 6.0% | 6.6% |
30歳 | 5.5% | 5.5% |
31歳 | 4.8% | 4.3% |
32歳 | 3.7% | 3.5% |
33歳 | 3.1% | 2.9% |
34歳 | 2.6% | 2.3% |
35歳 | 2.5% | 2.2% |
平成27年国勢調査http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2015/
一覧表から、男女ともに結婚する割合が高まるのは、20代後半ということがわかります。
28歳、29歳をピークに以降は減少傾向。
20代後半で結婚をしないと、徐々に気持ちやタイミングが薄れていくようにも捉えられます。
20代で結婚することができない人はどんな人?
「結婚をしたい」想いは強いのに、気持ちだけが空回りしてしまう人。
したくてもできない人の多くは、5つの問題点があることが考えられます。
・相手に高望みをしてしまう
・仕事に熱中し過ぎて忙しい
・結婚を常に意識している
・隙のない人
・受け身な姿勢
上記の問題点の中でも、「結婚を常に意識している人」の場合、結婚願望を相手に意識させ続けると、パートナーがプレッシャーを感じることが多いようです。
「隙がない人」は、近づきにくいため、結婚を遠ざけてしまいます。
心を開いている相手には、気を許した距離感で接しましょう。
また、理想が高い人は、相手を見つけるときそれが、弊害となりかねません。
自分の理想が現実的かどうかを見直してみましょう。
20代で結婚するために注意すべきこと
20代で結婚するためには、積極的に動いてみるという点は大切です。
下記の点をおさえて、効果的な行動に挑戦しましょう。
自分だけの魅力を自覚して磨く
相手が「この人と一緒になりたい」と意識を持つ理由はさまざまです。
その中には、自分の持つ魅力が影響を与えている点もあります。
その魅力とは、胃袋を掴む料理の技術や共通する趣味など、その人が備え持つ秀でた分野です。
自分だけの魅力とは何かを理解しましょう。
魅力を理解すること、魅力を磨くことに力を入れる努力が大切です。
異性を誘引する魅力が、理想の相手と出会う確率を高めるでしょう。
出会いの場へ積極的に参加!
結婚するにあたって、最も必要な行動は「出会い」を生むことです。
出会いを生むには、自ら人の集まる場に赴くことが最大の近道になります。
20代での結婚を実現するためには、出会いの数を増やしていきましょう。
趣味の集まりや合コンといった共通点を持つ人が集う場に足を運ぶのもひとつの方法です。
自分の努力で、素敵な出会いを生みましょう。
パートナー選びは理想の優先条件と割り切りが大切
理想を持つことは、婚活を続けることにおいて大切な信念となります。
その上で柔軟に判断する割り切りが必要です。
相手に求める条件の優先度を予め決めておけば、ある程度の柔軟性を持つことができます。
100%理想の条件に合致する人物を、見つけることはなかなか難しいことです。
自分が思う理想に固執しすぎない努力をしましょう。
「この人はとても良い人だけど、理想の条件に合わない」という考えはいつまでたっても婚期を遅らせてしまう原因となります。
結局、20代で結婚するには?
20代で結婚をするためには、20代後半が最も可能性の高い時期です。
そのタイミングで、結婚を考えることができる環境を整えておきましょう。
この時に注意したいことは、ヤル気になりすぎて結婚願望を押し付けるなど、過度な行為をしないことも大切です。
また、自分から自発的に行動することは欠かせません。
出会いを自らつくり出して、20代での結婚を実現しましょう。