女性は好きな人は自分で選びたいと言う
当たり前のことだが、その当たり前のことが人間社会では長きにわたりタブーとされてきた。「男が女を選ぶもので、女が男を選ぶものではない」という男尊女卑的な考えに長年支配されてきた。
「女は弱い生き物?男が守らなければいけない」
その考えと伝統はおそらく数千年は続いたのではないでしょうか。しかし今はその伝統を守る男性が少なくなってきた。少なくなったというより女性たちが強くなってきたのでしょう。
戦後、「靴下と女性は強くなった」と言われたが、今はさらに平等公平、男性も女性も同じ人間として扱われ、だんだんと女性が男性化している。女性たちは男らしい頼りがいのある男性が少なくなってきたと嘆き、男性たちはしおらしい、けなげな女が少なくなってきたと嘆いている。見た目は綺麗でとても可愛い、そして性格もけなげで女性らしい、美と心が揃った大和撫子? と思われる女の子も、「好きな人は自分で選ぶ」と言って好きでない男性たちのアプローチをふり払い、手の届かない男性を夢中で追いかけている。
これだけの女性なら彼より優れた男性は周りにたくさんいるはずなのに、すぐに手に入る男性は忌み嫌い、自分をふった、自分を避けて逃げている男性にチャレンジ心を燃やしている。まるでハンターのように。
そう現代の女性たちは男たちが忘れかけているハンターになりつつある。そのへんが戦前や戦後の昭和と大きく変わってきた。昔は失恋として片づけ、数週間から数か月悲しみに明け暮れ、次に進んだのだが、平成の今の時代は数日悲恋に明け暮れたころ、彼とやり直したいという意志が強くなってくる。失恋を理解しない女性たち、自分が納得するまでチャレンジする女性たち。これが強くなった女性たちの恋愛における全貌である。
満願成就! 沖川東横〜いにしえの詞霊占
(沖川東横)
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