余計な先入観を捨てる
厚生労働省が発表している婚姻に関する統計によると、現在35歳の男性が5年以内に結婚できる確率は15%。つまり、10人中8人が結婚できない計算になる。
だが、結婚もあれば離婚もある。厚生労働省のデータをもとに婚姻率と離婚率を照らし合わせてみると、「婚姻率:5.2 離婚率:1.77」となる。5.2組の夫婦が誕生しても、およそ2組は離婚しているという現状。相変わらず婚姻率は増加しないが、離婚率は上昇傾向にある日本。
そこで、結婚したい独身男性が注目すべきは「バツイチ女性」の存在だ
何かしらの理由があって離婚した女性たちは、結婚生活を経験しているから大人の器量がデカい。結婚生活に必要なもの、夫婦にとって大切なものを少なからず理解している。その点、結婚歴ゼロの独身女性は“条件”や“理想”を求める傾向が未だに強い。
これは独身男性も同じで、結婚相手に求めるハードルが高くなっている。たとえば、「共働きOKの女性」とか「家事や料理が得意な女性がいい」など、こだわりを持っている。そうしたことを踏まえて考えたとき、独身男性の結婚への近道はバツイチ女性への理解を深めることにある。「離婚経験者はイヤだ」と初めから跳ね除ける男もいるが、実は優良物件だということに気づいていない。
よく周りを見渡せば、魅力的なバツイチ女性が多くいる
しかし、そういった優良物件は、すぐに他の男に獲られてしまう。寛容な心構えでウェルカム状態の男たちはバツイチ女性の魅力に気づいていて、すかさず再婚相手として名乗りをあげるのだ。近頃では、バツイチ専用の婚活サービスや離婚歴がある女性とのお見合いパーティーなど、バツイチ独身者をサポートする企画も増えてきた。
再婚相手と出会うために結婚相談所に登録している離婚経験者も少なくない。そうした出会いの場も視野に入れて婚活したほうが、自分と相性の良いパートナーと巡り合える可能性が高くなる。
今まで、「離婚経験者は恋愛対象外」と決めつけていた男性も、その根拠のない条件を外して広い視野で出会いを求めてみるといい。一回り、二回り大きい女性の魅力に気づくはず。また、バツイチだけに限ったことではなく、こだわりや条件を外して婚活したほうがいい。
余計な先入観をもって出会いを求めると、知らず知らずのうちに「本当の意味で相性の良いパートナー」を見逃してしまうからだ。今日からの婚活、広い視野で出会いを求められるよう考え方をチェンジしよう。
今まで“こだわって”きた条件や理想をすべて取っ払い、まっさらな状態で多くの女性と接する。そうすれば、自分の人生に必要だと思えるパートナーと巡り合えるだろう。