「婚育プロジェクト」で小学生から結婚について学ぶ。あなたは賛成?

「婚育プロジェクト」で小学生から結婚について学ぶ。あなたは賛成? 婚活20代・30代・40代向け

最終更新日:2020年11月25日

婚育プロジェクトとは?

生涯未婚率とは、45歳~49歳・50~54歳の年齢層から未婚率の平均値を計算し、50歳になった時点で「これまで一度も結婚したことがない」独身者の割合である。この生涯未婚率が、現代の大きな問題となっている。

年々増加する未婚率は、2010年時点で男性20.14%、女性は10.61%

50歳になった時点で「これまで一度も結婚したことがない」男性が5人に一人、女性は10人に一人という割合だ。さらに今後増え続けることが予測されており、数年後には男性30%、女性は20%まで増加する可能性があると厚生労働省が発表している。

  • 1965年・・・男性1.50% 女性2.53%
  • 1970年・・・男性1.70% 女性3.34%
  • 1975年・・・男性2.12% 女性4.32%
  • 1980年・・・男性2.60% 女性4.45%
  • 1985年・・・男性3.89% 女性4.32%
  • 1990年・・・男性5.57% 女性4.33%
  • 1995年・・・男性8.99% 女性5.10%
  • 2000年・・・男性12.57% 女性5.82%
  • 2005年・・・男性15.96 女性7.25%
  • 2010年・・・男性20.14% 女性10.61%
  • 2020年・・・男性30% 女性20%

将来的に未婚率が増加すると予測されているならば、若い年齢の頃から「結婚に対する意識を変えていこう」と取り組む活動団体がある。

特定非営利活動法人・放課後NPOアフタースクール

「結婚って何だろう?」「結婚式って何するの?」をテーマとし、10代の若者を対象に結婚に対する意識を向上させるのが狙い。NPOアフタースクールは、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズとの共同企画で、社会貢献活動「婚育プロジェクト」を開始することを発表した。

少子高齢化や未婚率の増加が悩まれる昨今において、婚育プロジェクトにより子どもたちが「将来は結婚したい」と思えるようなイベントや企画を実施していくとのこと。

第一回目の開催が8月3日の『婚育サマープログラム』

小学5年生から高校3年生までの男女が対象となり、実際に結婚式場を訪問しながら結婚について様々な話を聞く。これまで芸能人や著名人なども結婚式に利用し東京南青山の「青山迎賓館」が今回の会場となっており、現役のウェディングプランナーが結婚式のシミュレーションを行い、「結婚式」についてレクチャーする。途中、本格的なデザートビュッフェも味わえるし、ちゃんと“お楽しみ”も用意されているようだ。

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そのほかにも当日は結婚式の流れや歴史が学べるクイズ、先輩夫婦のインタビュー動画の視聴を通して、結婚の素晴らしさを肌で感じるプログラムを用意。

<婚育サマープログラム当日のスケジュール>

  • 結婚ってなんだろう!?
  • 青山迎賓館を探検!
  • 結婚式を体験しよう!素敵なデザートビュッフェ付き
  • 家族の絆大作戦!

10代から結婚を意識させるなんて早い、そう思われる方もいるかもしれないが、10代だからこそ知っておく必要があるのではないだろうか。社会に出れば当たり前のように働き、自立しなければならない。忙しくもなるだろうし、気持ちの余裕も削られていく。そんな毎日の中で、結婚について自主的に学ぶ機会など作れないはず。その結果、「そのうち結婚できる」「いつか自然と結婚できる」という“根拠のない期待”が生まれるのだ。

そこで、若いうちから結婚に対する概念を養っておけば、その記憶や想い出が大人になってから役立つ可能性は高い。「いつか」や「そのうち」ではなく、大人になったとき「社会に出たら結婚したい」という積極性を生む“タイムカプセル”的な役割を担うのが今回のプロジェクトの目的となる。

子供をもつ親にとっては、賛否両論だろう。一つの価値観を植え付けることになるわけだから、決して軽はずみに参加させられるようなテーマではない。しかし、将来的に未婚率が増加すると言われる現代において、「我が子に苦労をさせたくない」と願う親御さんにとっては画期的なプロジェクトとも言える。

想像していてほしい。将来、自分の息子や娘が「日々の暮らしに追われながら婚活している姿」を。さらに、「結婚したいのに結婚できずにいられる姿」を。

そのとき、親がしてあげられることは残念だが無いに等しい。早いうちから適切なレクチャーを受けておくことで、少なからず問題を回避するための“備え”になるのであれば、将来的に大切な準備と言えるだろう。時代は変化している。今では学校でダンスが必修科目となった。一昔前であれば、考えられなかったことだ。

地方自治体や政治家が国をあげて婚活を支援している昨今、もしかしたら10代からの「婚育プロジェクト」が常識となる日も非現実的な話ではない。子供の頃から結婚について学ばせること、あなたは賛成ですか?それとも反対派ですか?

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