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結婚したい方は必見の名著『結婚までに、やっておくべきお金のこと』
お金と人生のアドバイス
『結婚までに、やっておくべきお金のこと』は、ファイナンシャル・プランナーの中村芳子さんが書いた本です。ファイナンシャル・プランナーというのは、将来のライフプランに関した資金計画についてアドバイスを行う仕事です。いわゆるお金の専門家です。通常は「FP」と呼ばれますが、そのFPが結婚式を挙げるために蓄えるべきお金について解説します。
結婚はリスク分散
結婚すると「自由がなくなる」とか、「自分で稼いだお金が使えなくなる」などと言う人がいますが、FPの中村さんは結婚を「リスク分散」だと言います。「もし、会社をリストラされたら?」、「もし、病気になったら?」、そんなリスクに備えて結婚があるのだと。一人暮らしが二人に増えたところで、家賃や光熱費などはそれほど変わりませんから、結婚した方が節約はできそうです。
ただし、FPの中村さんは「結婚の損得は、お金には換算しにくい」とも言います。
結婚が見えてきたらやるべきこと
そろそろ結婚したいと思ったら、いろいろやっておいた方がいいことがあります。まずは、“貯金”です。貯金の30%を結婚資金に当ててください。そして、30歳までに“年収分”を貯めましょう。
貯金がなくても結婚はできますが、あった方が安心できるのは確かでしょう。
婚活について知っておくべきこと
この本は、“婚活”についてもふれています。出会いのためには、お金と時間、婚活にかけるエネルギーを惜しまないようにしてください。結婚紹介サービスを利用する場合は、“無料”のところではなく、“有料”のものに登録しましょう。有料のところの方が、グレードの高い人が登録している可能性があります。
さらに、結婚後の生活や事実婚、離婚や再婚にまで踏み込んだ内容が書かれています。人生の中でお金を使うポイントについて書かれた本なので、読んでおけばトラブルに陥りそうなときの予防策になるのではないかと思います。
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