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結婚前のお試し期間として同棲するカップルは少なくありませんが、意外と破局率が高いもの。
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甘い気持ちで一緒に暮らし始めても、別れたときには引っ越しや家族への説明など、本当に大変です。
同棲解消を経験したことがある筆者が、その経験からトラブルを回避する方法を紹介します。
■同棲しても会社には報告しない
同棲には自分の家に彼が転がり込んでくるパターンや、新居を探してともに引っ越すパターンがありますが、後者の場合は同棲解消後の処理がとても面倒。
別れは急に訪れるので、あわてて次の住まいを探さなくてはなりません。
住所変更の手続きなどに追われて、しばらくは悲しいと思う余裕すらありませんでした。
もちろん、会社にも住所変更の手続きが必要になりますが、同棲していることを知られている場合は本当にみじめ。
しばらくは腫れもの扱いで、自分を見る目が変わったのでは? と思うことも。
結婚するまでは、彼と一緒に暮らしていることを、会社の人に報告しないほうがいいでしょう。
■お金にまつわるトラブルも
彼名義で家を借り、別れたあとも彼が残るケースもありますが、その場合にトラブルになるのが敷金などの初期費用の問題。
彼が全部出してくれたならいいけれど、敷金は賃貸契約解消後に戻ってくるケースもあります。
折半しているなら、彼が残ったとしてもその分のお金を請求する権利はあるでしょう。
もちろん、設備を壊したりして余分にお金を払わなくてはいけないときには、あなたも負担する必要があります。
同棲時に買った家具や電化製品がどちらの所有物になるのか、これももめる原因です。同棲解消が決まったら、お互いの持ち物を確認する必要があります。
1つの口座で結婚資金をためている場合は、忘れずに精算してもらいましょう。
このように生活をともにするとお金のトラブルは多くなるので、筆者はリストアップしてひとつずつ処理していきました。
■彼に損害賠償を請求できる?
結婚を視野に入れて同棲を始めたとしても、「婚約」という形がないと、婚約解消による損害賠償を請求できないケースもあります。
筆者は同棲当時、仕事を辞めていたので、いきなり別れを切り出されても生活できません。
そこで当面の生活費を要求しましたが、上記の理由で拒否されました。男は別れる女に対して非情なものです。
しかし、同棲前にお互いの親に会って将来の意志を伝えておくと、裁判にまで発展しても有利になることもあるそう。
幸い筆者は、同棲前に相手の実家へあいさつに行き、彼の親と旅行にも行きました。これを証拠に裁判をするといったところ、無事にお金をもらうことができました。
これはケースによって異なるので、弁護士に相談したほうが確実。日本では、お金のことを話すといやしいと思われがちですが、そんな悠長にかまえていられないことだってあるのです。
自分を守るためにも、「もしも」のときのことを考えてから、同棲を始めることをおすすめします。
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【記事提供元】
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