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アラサーの女性4人が「コンカツ」を通じて自分に向き合う !「コンカツ?」レポート
アラサー女性4人組の「コンカツ」の模様を描き、今大注目されている石田衣良著「コンカツ?」。第5章では、智香とバツイチ女性沙都子が婚活パーティに潜入!コンカツに真剣すぎる参加者にしり込みしたり、男性陣があまりにも期待はずれだったりする様子が描かれていました。婚活をしている人には、「あるある」ネタだったかもしれませんね。
さらに、コンカツを成功させるための男女別の心構えなども、智香たちの会話の中から見ることが出来ました。さて、智香たちの「コンカツ」はどのように進んでいくのでしょうか。第6章のレポートをお届けします!
■友達の結婚式で智香は自分の黒い気持ちを自覚します・・・
智香は友人の結婚式に招待されていました。会場は、原宿の隠れ家的なガーデンレストラン。智香の周囲は、第二次結婚ブームの真っ只中にあり、今回の結婚式もそのうちの一つでした。ちなみに第一次のブームは、二十代半ばだったようですよ。
さて、智香のまわりの第二次結婚ブームの勢いはすさまじく、毎月のように結婚式に参加しているとのこと。智香は自分の心に「ねたみ」の感情があることに気づいてしまいます。でも、ご祝儀だって馬鹿にならないですし、祝うばかりで自分に結婚の予定がないのであれば、誰だって黒い感情が芽生えてしまいますよね。
■智香は古い友人に合コンに誘われます!
智香は一緒に出席している友達の由香利に、合コンに誘われます。由香利は短大卒で、小さな不動産会社の事務をしているとのこと。結婚について話している様子を見ると、由香利と智香の間には、婚活に対する意識に隔たりがあるように見えます。由香利は、結婚相手に対して顔や好みでは選ばないと断言します。「真面目そうで経済力があるなら、あとは全部我慢する」と。
対して智香はというと、「結婚したら毎日見なければいけないのだから、容姿に対して由香利ほど割り切れないな」と思っているのでした。智香と由香利、それぞれの考え方は、どちらが間違っていてどちらが正解というわけではないですよね。ただ、結婚というものに対して、どの点で妥協して、どの点にこだわるかを明確にしておくことは大切なのかもしれませんね。
■いざ合コンへ! 女性陣は二十代前半のギャル!?
由香利に誘われた合コンへ出向くと、智香はびっくりします。なんと、由香利以外の女性陣は、露出の多いピチピチのギャル。しかも男性陣に職場について話しても、男性の反応がよくありません。由香利が言うには、今日の男性たちは昔ながらの保守的な考えの持ち主なのだそう。ここで由香利がいう「昔ながらの男性」とは…。
「自立した女性に対して関心がないどころか、女はバカでかわいくて、自分より稼ぎが少ないほうが安心できる、という考えを持った男性」のようです。
さて智香は、女性たちを小ばかにするように話す男性に食って掛かってしまいます。
得意げに車のマニアックな話をしだす男性に対し、「なにをえらそうに」と怒りを覚え、次々と答えてしまったのです。智香は自動車メーカー勤務。自分の仕事に誇りを持っている智香ですから、男性のつまらないプライドに心底腹が立ったのでしょう。
…当然ですが、合コンはしらけムードで終わりました。智香はこのまま返りたくなくて、由香利を誘って飲みなおすことに。波乱ばかりの智香のコンカツは、今後いったいどうなってしまうのでしょうか!?
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【Vol.1】【石田衣良(著)】 『コンカツ?』が婚活男女に話題!まとめ記事
【Vol.2】【石田衣良(著)】 『コンカツ?』が婚活男女に話題!まとめ記事
【Vol.3】【石田衣良(著)】 『コンカツ?』が婚活男女に話題!まとめ記事
【Vol.4】【石田衣良(著)】 『コンカツ?』が婚活男女に話題!まとめ記事
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