100回お見合いしたヲタ女子の婚活記
最近は色んな婚活マンガが出版されていて、私自身も7~8冊は読みました。そのなかでも特に感慨深いのが「著者の実体験」をもとに描いたマンガです。共感ポイントが多く、参考になる体験談が豊富に詰め込まれているので、自分に置き換えて感情移入しやすくなるのが魅力です。とくに印象的な婚活マンガが、今回ご紹介する『100回お見合いしたヲタ女子の婚活記』。読みやすくて、ユニークな言い回しや表現がツボにはまるコミックエッセイです。
著者の肉子さんが3年間で100回くらいのお見合いを経験し、29歳でゴールインするまでのストーリーが客観的な見解を交えながら描かれています。結婚相談所の“本当のところ”や、お見合いの“表裏”などが満載なので、婚活女子に役立つ一冊と言えそうです。例外なく、オタク女子は読んでおいたほうがいいかもしれませんね。
-肉子のプロフィール-
- ゲーム・マンが好きの長女
- 二次元の男に恋をする生粋のオタク女子(腐女子)
- 受け身で恋愛に興味なし
- 一人暮らしするメリットを感じないので田舎で実家暮らし
- 潔癖症でセックスに抵抗がある
- デートは苦行だと思っている
「独身のまま、くたばるのはイヤだ」と、結婚相談所に入会を決める
王子様みたいな理想の男を連れてきてほしいと願う肉子。ほんの数分で勘違いや偏った妄想を打ちのめされる。
- 結婚相談所は魔法使いでもなければ最後の砦でもない
- おぜん立てと機会作りをしてくれるのが結婚相談所
- 本人が積極的に動かなければ何事も発展しない
そもそも肉子が28歳で結婚相談所の入会を決めた理由は、「両親も出会いが結婚相談所のお見合い」だったから。とてもラブラブで、お手本のような夫婦関係だったから。
アドバイザーの的確な分析に、ただならぬ信頼感を感じた肉子。