答え探しの婚活をヤメる
婚活をしていると、「結婚」や「恋愛」という言葉に敏感です。男女関係をテーマにした番組やニュースを見る機会も多いと思います。さらに、雑誌やインターネットなど様々なメディアが婚活を取り上げ、いろいろな情報が飛び交っていますよね。そうした環境の中で婚活に取り組んでいる人は、「答えのない答え探し」に迷い込んでしまい、次第に自分を見失ってしまいます。
自分磨きに励んだり多くの情報を収集したりして、婚活のサンプルを探し求めさまようようになります。ケーススタディーや情報によって「答え」を探すことで安心感を得ています。しかし、そうしたことを努力していても思うように結果が出なければストレスを感じ、いつしか婚活が嫌になり婚活疲れを患ってしまう人が多くいます。
婚活しても上手くいかない、やっても無駄だ、といったようなネガティブ思考に支配され、結婚を諦める独身者も少なくありません。なぜ、このような事態を招いてしまうのでしょうか。それはほかでもなく、「答えのない答え探し」をしているからです。はっきり言って、婚活に答えはありません。どんなに自分磨きをしてもセミナーに通っても、答えを出すことができないのです。
もっと言えば、結婚にも答えはありません。なぜ二人が出会ったのか、を説明しろと言われても「偶然的に」「奇跡的に」としか言いようがないわけです。そして、もう一つ厄介な問題が理想主義です。理想を掲げて手当たり次第に出会いを求めるのは、まさしく答えのない答え探しです。
収入がよければ正解か、ルックスがよければ正解か、価値観が合えば正解か、それらの理想は自分で自分を苦しめる「答えのない答え探し」だということを理解してください。
ただし、答えがなくても不正解はあります。生活していけるくらいの収入がなければ結婚しても苦労しますし、価値観がズレ過ぎていると結婚生活でストレスを背負います。つまり婚活とは、答えを探すのではなく、不正解を選ばないことが大事です。たとえば、婚活にありがちな年収という理想の問題。
「高収入=幸せな結婚」を結びつける確かな根拠はなく、「高収入の相手が私を幸せにしてくれる」といった答えを婚活に求めるのはナンセンスです。かといって、生活できない年収なのに結婚をするのは不正解です。そうしたことを考えた時、その間にあるものこそ「現実」という壁なのです。
「高収入でなくても生活ができる範囲の年収であれば結婚はできる」それが婚活の現実です。そのことを理解した人から先に結婚していきます。
年収に限った問題ではなく、結婚に求める理想は多いですよね。婚活で迷子になる人は、答えのない答え探しをしているだけなのです。答えのない答え探しを卒業しない限り、現実的な婚活に目を向けるのは難しい話です。もう一度、結婚に対する姿勢をしっかりと見つめ直してみませんか?
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