結婚相談所の同時交際
結婚相談所に入会すれば当たり前のようにお見合いができると思っている人もいますが、実際にはお見合い相手をセッティングするのも一苦労です。
お見合いが成立するパターンは3つです。
- プロフィールを見てお見合いを申し込み、OKの返事が来たとき
- 相手からお見合いの申し込みがきて、OKの返事を出したとき
- アドバイザーやカウンセラーがお見合い相手を紹介してくれるとき
当然ながら、アクションを起こさないとお見合いは成立しないわけです。お見合いが成立して交流した時、気になる相手とは「交際」に発展します。交際といっても、恋人関係になるわけではありません。一般的な解釈で交際と言えば恋人関係ですが、結婚相談所のルールでは連絡先を交換した程度の「友人関係」と思ってください。
大事な問題はここからです。お見合いをして、直ぐに「交際はしない」と判断する人がいますが、正直なところ“もったいない”話だと思います。交際は、相手のことを「もっと知りたい」「どういう人なんだろう」といった問題を解決するための期間です。
お見合いの時間の中だけでは、相手の情報を把握するのが限られてきます。また、フィーリングや相性なども確かめにくいので、交際することでじっくり判断するわけです。結婚相談所は「同時に複数の人と交際していい」というルールが設けられているので、お見合いした後は、なるべく複数の人と「同時交際」することをおすすめします。
しかし、交際には制限時間が決められており、タイムリミットは3ヶ月です。3ヶ月の間に、その中から「真剣交際」に発展する相手を一人だけ選ばないといけません。交際は友人関係、真剣交際は恋人関係です。つまり、この時はじめて結婚を前提としたお付き合いへとチェンジするのです。
お見合いをして交際へ発展させるか・させないかを判断し、複数と同時交際しながら真剣交際に発展する相手を選ぶというサイクルになります。可能性を高めたい場合は、交際しながら他の人とお見合いをするというのも一つの手です。
交際の注意点
結婚相談所の魅力は、複数の異性と交際をすることが許されていること。たとえば、4人の異性と同時交際すれば、その分だけ選択肢も広がります。また、一人よりも複数のほうが多くの価値観に触れることができ、収入やステータスの問題だけではなく、フィーリングや相性を確かめやすくなります。
交際中に気をつけなければならないのは、「交際の境界線」を越えないことです。真剣交際は恋人関係とお話ししましたが、その先には「成婚」があります。
成婚とは、お互いが結婚を承諾している状態です。要するに、プロポーズが完了している状態を言います。婚約と言ったほうが分かりやすいですね。
しかし、この成婚は結婚相談所によってルールが異なり、肉体関係をもった場合や二人で外泊した場合についても成婚が成立してしまうのです。交際中に肉体関係をもったり二人で外泊したりすれば成婚となってしまいます。これが、注意しなければならない「交際の境界線」です。
交際中のデートで、お酒を飲んだ勢いで「つい関係をもってしまった・・・・」なんてケースもたまにあるので、くれぐれもご注意ください。結婚相談所の交際についてお話ししましたが、婚活の特権は多くの人と出会い、結婚の可能性を高めることです。
そのためには、お見合いで「YES・NO」を直ぐに判断するのではなく、同時交際しながらフィーリングや相性を確かめることが重要です。交際、真剣交際、成婚の仕組みもきちんと理解しなければなりません。結婚相談所によってルールが異なるので、事前に確認しておきましょう。
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