このご時世ではよく聞く「イクメン」や「主夫」というワード。
かつて「女性は結婚をしたら家に入り専業主婦になる」という考えが浸透していました。しかし最近では男性も育児に積極的になり、家事を分担するようになった時代の変化がわかります。
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しかしそんな中、ちょっと気になることがあるのです。
それは男性の心の持ち方。
先日、飲み会の場で男性陣が家事や育児に対して熱弁しているのを聞いていました。
すると「結婚して子供ができたら男は育児を手伝うべき!」「家事とかも積極的に手伝うよ」など、彼らの「男のあるべき理想論」が繰り出され、一見それは「いい男」だと感じられるやりとりでした。
けれど彼らの「手伝う」と言う単語に、どうもイラっとしてしまいました。
そもそも家事・育児を「手伝う」と言っている時点で女性が“主体”になっていると思いませんか?
本当に家事・育児が自分のするべき仕事と思っていたなら「手伝う」ではなく「する」になるでしょう。
ひねくれものだと思われてしまうかもしれませんが「手伝う」ということ自体、私は「ひとごとなんだな」と思ってしまうのです。
「手伝う」レベルの心構えですから、その内容も女性にとっては物足りないことも多々あるようです。
実際周りの友人から聞いた一部ご紹介します。
・洗濯物を取り込んでくれるのはいいけれど、それで終わりじゃないんだよ。たたんでしまう作業が一番時間かかるんだよ。(25歳 会社員)
・ゴミの分別とかちゃんとしてくれない。知らないままで、知る気も感じられない。やってくれると思っている。(31歳 歯科助手)
・四角い部屋を丸く掃除する彼氏。何事も詰めが甘い。やるならちゃんとやってほしい。(29歳 営業)
・ゴミはまとめるものではない。捨てるものだ。(27歳 飲食)
こうしてみると確かに手伝ってくれてはいるものの、女性が満足するには達していないケースが目立ちます。
なかには「二度手間になると逆に時間がかかってしまうから何もやってほしくない」という女性の回答もありました。これで「俺はしてるよ」と言われるとイラッときてしまいますよね。
しかしこの打開策として効果的な回答がありました。それは「掃除なら掃除、洗濯なら洗濯を全て任せるという分担方法。干すのは私、取り込むのは彼、という分担にはしない」という方法です。
一連の作業を全て任せて責任を持ってもらうことで、お互いが同じ立ち位置で家事ができ、注意もしやすくなるそうです。
心持ちの問題かもしれませんが、「手伝う」ではなく「ここは俺に任せろ」の気持ちで今一度向き合ってもらえるように、一度話し合ってみてもいいかもしれません。
(内藤 里奈)
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