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親の代理婚活が必要な時代?!
結婚できない現状に頭を抱えているのは本人だけではない。
なかなか結婚しない我が子を心配する親が増えている今の日本。
親の代理婚活が一時ブームになったが、その勢いはまだまだ衰えてはおらず、最近では各地域の地方自治体も親の代理婚活に着目した婚活支援を行っている。
静岡市が取り組む婚活支援事業の「しずおかエンジェルプロジェクト」は、これまで過去2回にわたり“我が子の結婚で悩む親御さん”を対象とした婚活セミナーを開催してきた。
今回で3回目の開催となるセミナーでは、我が子のプロフィールや写真を親が持参し、親御さん同士が交流を深めながら子供の婚活を後押しする内容となっている。
しずおかエンジェルプロジェクトは、民間の結婚相談所と連携をはかり婚活イベントやセミナーを企画しているのも特徴。
親御さん向けの婚活セミナーでは結婚相談所パートナーエージェントが全面的に協力し、子供の結婚で悩んでいる親御さんに対して婚活のイロハをレクチャーしてくれるとのこと。
パートナーエージェントと言えば、“結婚できない人をゼロに”を方針とした結婚相手紹介サービスの大手。
1年以内に結婚することを目的とした婚活「1年婚活」が話題を呼び、最近では千原ジュニアをイメージキャラクターとしたCMも注目を集めている。
優良な民間の結婚相談所とコラボすることで婚活支援事業のクオリティが強化され、より効果的な婚活として独身者をサポートするのが狙いだ。
今回の親御さん向けセミナーは、20代~40代の未婚の子供がいる静岡市在住の親御さんが対象となっており、10月18日に開催される。
こうした“家族ぐるみ”の婚活が今後も増えてくるだろうし、興味のある方は、最寄りの自治体で行っている婚活支援サービスを定期的にチェックしてみてはいかがだろうか。
一向に結婚する気配がない我が子を見るのは、親にとっても大きな悩みの種である。
結婚しにくい時代と言われる昨今、本人だけでは婚活に行き詰まってしまうケースも少なくない。
あまりにも“行き過ぎた親の干渉”は過保護になるから良くないが、婚活で子供が困っているなら親が手を差し伸べてあげるのも一つの手段だ。
「そのうち結婚するだろう」と高を括っていると、「こうなるなら早めに婚活を勧めておけば良かった」と後悔する原因になりかねない。
我が子の婚活と、一度、真剣に向き合ってみてはいかがだろうか。
ただし、プレッシャーをかけるのは禁物。あくまでも、“手を差し伸べる”という気持ちで接してあげよう。
参考:パートナーエージェント