“○○系男子”
最近、本当によく耳にする言葉だと思います。今、世の男性達はその性格や人格、趣味、生き方などにより、“○○系”と分類されるようになりました。
“草食系男子”
“肉食系男子”
“オタク系男子”
“ロールキャベツ系男子”
“うんちく・サブカル系男子”
現在ではその数も膨れ上がり、50~60種類にも及ぶと言われています。しかし、そうした中には「結婚相手として選ぶにはちょっと…」というような、婚活中の女性にとっては避けた方がいい○○系が含まれているのも事実。
中でも代表的なのが、“絶食系男子”です。絶食系男子とは、肉食系でも草食系でもなく、恋愛に興味が無いため女性がいなくても人生を楽しめるタイプの男性を指します。
日々、意欲的な婚活をしているにも関わらず、
「良い出会いに恵まれない」
「アプローチしても手応えを感じられない」
こうした悩みを抱えているあなた。もしかしたらあなたがアプローチをしている男性は、その“絶食系男子”かもしれません。日本人男性は元々、欧米やアジア諸国の男性に比べ、好きな女性へのアプローチが消極的な傾向にあります。日本人男性が外国で現地の女性と恋愛したり、結婚したりするケースが圧倒的に少ないのもそのためです。
しかし、日本では周りの男性も“草食化”していることが多いので、女性に対して消極的でもそれほど問題なく恋愛関係が成立しやすい環境が整っています。実際に日本人の独身男性には、「自分が好きでも、相手も自分を好きだと分かるまで告白しない」という人が多いとか。つまり、アプローチをする際のリスクを最小限に抑えたいというわけです。ちなみに、同じく恋愛に対して消極的と言われる“草食系男子”と“絶食系男子”では、どのような違いがあるのでしょうか。
“草食系”は、女性のことを好きになっても消極的で告白ができないタイプ。つまり、女性と付き合いたいという願望そのものは持ち合わせているので、女性からアプローチをすれば、付き合い自体は成立します。
しかし、“絶食系”の場合は、そもそもの女性に対する興味がないため、自分からアプローチをすることはありませんし、女性からのアプローチを受け入れようとすることもありません。
こうした動向は、厚生労働省や国立社会保障・人口問題研究所による調査結果にもあらわれているそうで、それによると10代から20代前半の男性の性体験率はここ10年で低下し、異性に興味がないという男子高校生も増えているとのこと。
実際に、彼女のいない学生からは
「付き合うのは面倒くさい」
「彼女がいなくても楽しい」
こうした消極的な答えが多く返ってくるとか。これでは、いくら女性が頑張っても恋愛関係は成立しません。では、なぜこのような絶食系男子が増えてしまったのでしょう?現時点ではその現因として、主に以下の2つが考えられるそうです。
■諦め説
異性に対して極端に自信がないため、どうせ女性に振られると分かっているなら最初から諦めてしまおうとするパターン。そもそも最初から興味がないことにすれば、傷つかずにすみます。願望はあっても勇気がなくて踏み出せないのでなく、最初から興味を持たないようにして自分を守っている状態です。
■二次元説
現実の女性と恋愛するのは何かと面倒なことも多く大変なので、漫画やアニメ、ゲームなどの二次元の女性、いわゆる“脳内彼女”と恋愛して満足してしまうパターンです。こうなると、現実の女性とはなかなか恋愛できなくなってしまいます。以上、婚活中の女性にとっては避けた方が無難な“絶食系男子”のご紹介になりましたが、いかがでしたでしょうか?
もし、あなたの気になる男性が“絶食系男子”だった場合、ある程度アプローチをしても反応がなければ、諦めて次のお相手を探した方が実りある婚活を進めていくことができるかもしれませんね。
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