シニア世代の婚活の考え方とは?
「婚活」という言葉は、今では20代や30代だけのものではありません。
シニア世代の婚活についても、ニュースで取り上げられることが増えてきています。
『シニア』という言葉は、英語の“Senior”(年長)からきており、高齢者や中高年者の方のことを指しています。
シニア世代の恋愛は、20代や30代と違い、ゴールを結婚としていない人が多いようです。
「よきパートナーと生涯を過ごす」という考え方が広まってきているようです。
出会いのきっかけは多くある
インターネットがなかった時代とは違い、今では、さまざまなパターンの婚活スタイルがあります。
出会いのパーティーにおいても「お見合い」というよりも、お互いの魅力がアピールできるような体験型のものが増えてきています。
「パーティーでの出会いには抵抗がある」「ひとりで婚活をするには不安がある」と思われる方は、結婚相談所に申し込んでみるのもひとつの方法です。
専門のアドバイザーからの客観的な意見を聞くことで、これまで気づかなかった恋愛観や結婚観が出てくるかもしれません。
また、シニア世代、中高年者専用の婚活サイトも増えてきています。
“婚活サイト”とは、スマホやパソコンから自分の個人情報を登録したうえで、相手のプロフィールを見ながら、お見合い相手を探すというものです。
自分にあった婚活方法を選ぶことが、自分らしさをアピールできる秘訣になります。
結婚や再婚を真剣に考えている人ほど、それぞれの方法に挑戦されてみるとよいですね。
「結婚」と気負わずに「恋人や異性の友達が欲しい」という考え方
先述でも述べたように、50代以上のシニア世代や、中高年の方の婚活は「結婚がしたい」とは限りません。
大手婚活サイトの意識調査によると、50代の男女ともに、「恋人が欲しい」層が、多くいるという結果がでています。
婚活サイトに登録しているものの、「結婚をしたい」層と「恋人が欲しい」層にそこまで大きな差はないようです。
女性では、その差が1.2パーセント。
「具体的に結婚をしたいと考えている」人の方がやや多い程度となります。
結婚や恋愛のパートナー以外にも、「異性の友達が欲しい」と考えている層も一定数いるようです。
50代になるといろいろな経験を重ねてきているため、20代・30代とは違った視点で、多くの人と関わりを持ちたいと思うようになるものです。
恋人でなくても、休日にお茶を飲んで会話が楽しめる相手や、オシャレをして一緒に出掛けられる友達がいることで、毎日の活力にもつながります。
「結婚」がゴールではないと思う理由は?
その理由はさまざまですが「離婚経験があり子どもがいる」「将来的な介護のこと」「財産分与」「お墓のこと」など。
年齢を重ねるごとに、感情だけでは進められないことが増えてくるからではないでしょうか。
多くのしがらみを考えると「結婚は面倒」というところに行きついてしまうのかもしれません。
婚活ニュース:50歳からのシニア婚活は「結婚だけがゴールではない」(https://woman.infoseek.co.jp/news/love/allabout_32898)
では、楽天オーネットスーペリア「独身中高年男女の結婚に関する意識調査」のデータが記載されています。
データからは、年齢が上がるにつれて、結婚を求めなくなる傾向が強いことがうかがえます。
シニア婚の魅力は?
しかしながら、人生は短いようで長くもあります。
大切なパートナーとふたりでいることで、ひとりでは感じられない楽しさを分かち合うことができます。
「結婚だけがゴール」ではないと、感じるシニア世代。
多くの経験をしてきた世代だからこそ、もう一度、幸せを感じることができる“人生のパートナー”を見つけられてみてはいかがでしょうか。