目次
家事ハラって何?
パワハラ、モラハラなど夫から妻へ、または妻から夫へ、様々なハラスメントが問題となっている昨今。つい最近では、高橋ジョージさんと三船美佳さんの離婚原因でモラハラが話題となっていましたね。
参考:産経WEST:高橋ジョージ・三船美佳夫妻だけじゃない…「無自覚のモラハラ」あなたは大丈夫?
そんななか、最近、夫婦の間で問題となっているハラスメントが「妻の家事ハラ」です。妻の家事ハラとは、へーベルハウスの旭化成ホームズ「共働き家庭研究所が作ったフレーズ。「家事に参加する夫へ妻がダメ出しする行為」を意味しています。
もともとは、・ジャーナリストの竹信三恵子さんが著書の中で用いた「家事労働ハラスメント」が始まりだそうです。夫に対してだけではなく、家事に参加する人を無視したり排除したり嫌がらせ的な言動を家事ハラとしています。
ただでさえ草食系男子が増えている現状なのに、これ以上、結婚へのネガティブ要素が増えると益々心配になりますね。とはいえ、この家事ハラって結構パンチが効いているのよね。そこまで言わなくても・・・、そう思ってしまうような家事ハラが実際の家庭でも起こっているらしく、2015年を代表するハラスメントとなりそうな予感。
どんなダメ出しが妻の家事ハラに該当するのか、共働き家庭研究所が制作した「妻の家事ハラ白書」を参考にしながら確認してみましょう。婚活女子の皆さん、家事ハラ予備軍ではありませんか?共感できると思ったら、あなたも家事ハラ予備軍かもしれませんよ。
『お皿洗いありがとう。一応もう一度洗っとくね。』
これ、つらいよね。だったら初めから洗わないほうがマシじゃん・・・。なんて思ってしまいますよね。いくら雑な夫でも、皿くらいは洗えるのでは・・・。なんだか切ない一言だってば。
『隠し味とか、いらないからね。』
はりきって料理してみたけれど、背後からグサッと来る一言・・・。「あなたのこだわりは必要ない」と言われているみたいで、なかなか後味の悪い一言かもしれません。きっと、二度と夫が台所に立つことはないでしょうね。
『早く終わったね?ちゃんと、やってくれた?』
テキパキと掃除したつもりが思わぬ一言。なんで気持ちよく「ありがとう」って言えないわけ?そんな夫の心の叫びが今にも聞こえてきそうです。
『ずいぶん時間がかかるのね。』
丁寧にキレイに掃除しようと思うあまり、つい時間がかかってしまいました・・・。早く終わってもダメ出し、丁寧にやってもダメ出し、俺どうすればいいの?!これじゃ、夫も家事から遠ざかるほかないですよね。
『あなたがたたむと、ヘンな跡がつくの。』
洗濯ものを取り込んで慣れない手つきでたたんでいると、ストレートに浴びせられた妻の一言。ヘンな跡って・・・。まるで「触らないで」と言われているような、自己嫌悪に陥ってしまいそうですわ。
『ちゃんと乾いてるか見せて。』
おいおい、子どもじゃあるまいし。乾いているか乾いていないかの判断くらい大丈夫でしょ。でも、生乾きだと二度手間になるから奥さんにとっては面倒なわけです。それにしても、洗濯ものを取り込んだあとで言われると、つらいものがありますね。
『いいのよ、頼んだ私のミスだから。』
あげくの果てに、この一言。全否定されたかのような、かなりパンチが強いダメ出し。ミスって・・・。切ないを通り越して、もはや絶望ですね。夫は妻から、「何をやってもダメね」そう言われているように思い、家事に参加しなくなりました。