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大人になると接待や上司に誘われるなどで男性と食事をする機会が少なくありません。そんな男性がいる食事の場では、自分を魅力的にみせたいもの。
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できれば大げさにならず、さりげなく。そのために必要な作法は、実は3つしかありません。「言葉遣い」「姿勢」「食器の扱い方」。この3つだけなんです。
■言葉遣い:男性と食事に行く時の作法
一緒にいる相手との距離を決めるのが言葉遣い。丁寧語なのか、タメ口なのか、甘えるのか、命令口調なのか?
上司や年上の人、取引先の会社の人と一緒のお酒の席ならば、丁寧語9割、タメ口1割くらいがちょうどいいでしょう。
タメ口は少々甘えても差し支えのなさそうな場面で使うと、相手との距離を縮められておすすめ。逆にあいさつや話を聞く場面などでは、きっちり礼儀を守るのが重要。
そうすることで相手はあなたのことを親しく感じ、以前よりかわいがってくれるはず。
同僚や友人、後輩などの場合は反対にタメ口9割、丁寧語1割くらいだと親しさもあり、男性が追いかけたいような微妙な距離もあり、という絶妙なバランスが保てます。
どちらの場合も、ネガティブな言葉、悪口などは避けること。また、女性は聞き手に回った方が印象よくみえるもの。
相づちの種類を増やしておくと何かと便利ですが、酔っぱらい過ぎてハメを外しすぎないように、注意しましょう。
■姿勢:男性と食事に行く時の作法
背筋はまっすぐをキープしましょう。そうすると品のある女性にみえ、清潔なイメージを持ってもらえます。
とはいっても普段姿勢が悪い方には背筋を伸ばしたままでいるのは体力がかなり必要かもしれません。そんなときには腰か背筋のどこかを椅子の背もたれにつけておくと楽になります。
足は組んでも組まなくても楽な方でかまいません。椅子の下ではみえませんから。
もしお座敷での席だった場合でも、座卓のどこかに体の一部を付けておくと、姿勢キープが簡単にできます。
席を立つときも要注意。背筋を伸ばし胸を張って、りんとした後ろ姿をみせていきましょう。
■食器の扱い方:男性と食事に行く時の作法
箸や、ナイフとフォークなどのカトラリー、器の扱い方も重要です。こういったことは、マナーのひとつでもあります。
基本がしっかりできていることで、相手も安心して食事や会話に集中し、楽しむことができるのです。
とくに、日本人は箸の使い方を気にする人はたくさんいます。そういう人は口にはださなくても、ひそかにチェックしているものです。
食器がうまく扱えるということは食べ方がきれいだということ。それは見た目の美しさにもつながります。
最初は面倒だと思うかもしれません。
しかし家にいるときも同じようにしていれば、そのうち習慣化しいつでも自然にできるようになるでしょう。
男性と食事に行く際に気をつける3つの作法。これはある意味礼儀ともいえるもの。
いつ、どの年代になっても必要なことなので、若いときから自然にできるよう身につけておきたいですね。
(ふじなみまき フォークラス)
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