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地域色豊か!エリアによる結婚式の秘密
今回は、日々婚活にいそしむアナタに、将来の結婚式に向けてのお役立ち情報をお届けしたいと思います。「地味婚」「リゾ婚」「おもてなし婚」など、今日日(きょうび)結婚式のカタチも様々ですが、エリアによってもまた趣が異なります。
すぐ婚naviが、全国3,552の女性向けアプリ『ラルーン~女性の悩みケア~』会員に、アンケートを実施しました。まずは、関東・東海・関西3エリアの違いをみてみましょう。
Q1. ゲスト一人当たりの費用
名古屋を中心とする東海は「派手婚」のイメージがありますが、平均すると、やはり物価の高い首都圏がトップとなりました。全国平均の費用は34,474円。会費制が多い東北は31,687円、ゲスト数が多い九州エリアは31,250円という結果に。
Q2. 結婚式でお金をかけた項目は?
やはり料理がダントツの1位。お客様に喜んでほしいという気持ちが伝わってきます。全国的にみてもお色直しの回数や引き出物の品数が多いといわれる東海は、やはり「衣装」と引き出物にかける金額が高めですね。披露宴の衣装で「色打ち掛け」を着た方の割合が多いのも東海。関東・関西の「色打ち掛け」派は17%程度、それに対して東海は29.2%という結果に。
Q3. 親族の人数は?
他のエリアに比べ、東海は約半数が親族を20名以上招くという結果に。東海では、結婚式に対して「親族へのお披露目」という意味がより強いのかもしれませんね。
Q4. 人気の演出は?
エリアを問わず、キャンドルサービス、テーブルフォト、ブーケトスが3大人気演出のようです。地域色がでたのは1番人気。それぞれ、関東「ブーケトス」東海「テーブルフォト」関西「キャンドルサービス」という結果に。東海エリアは「菓子まき」という愛知特有の演出を挙げた人も多かったようです。他にも、以下のようなエリア特有オモシロ演出がたくさん挙げられました。
「白無垢で、手漕ぎ船に乗り川を渡り、旦那さんの待つ場所に行く潮来花嫁」(茨城県)
「披露宴のお開き前に万歳三唱」(長野県)
「披露宴でうどんが出る」(香川県)
「花嫁が早くその土地に腰を据えられるように、と地域のお地蔵さまを担いで持ち寄る風習があります。先月行われた結婚式では出し物としてお地蔵さまを1体だけお借りしてお化粧をし、『生き地蔵』がそれを持って神輿に担がれるなどしました」(山口県)
「祝いめでた という博多山笠の歌を最後に歌う」(福岡県)
「和洋中どの料理を選んでも、長崎のしっぽく料理の名残で『尾ひれ』と言うお吸い物を、必ずコース料理の前に食べる習慣がある」(長崎県)
「大きな舞台で余興を盛大にやり、最後はカチャーシーで締め!笑」「余興がすごい。かぎやで風という琉球舞踊は必須」(沖縄県)
「ケーキのファーストバイト(スプーン)はお好み焼きのヘラを使った!」「新郎へのファーストバイトが宮島のでっかいしゃもじ」(広島県)
気になる引き出物はどうでしょう?
「派手婚」愛知県のように「引き出物は3種類」という文化もある一方「会費制なので、引き菓子のみが主流」という東北地方や沖縄の方の意見も。引き出物にも地域色がでています。
「鯛の形のかまぼこ。式後の年末は妻の実家から夫に鰤1本丸ごとのお歳暮を贈る。それを夫は半身を妻の実家に、半身を親族等に分けるという文化があります」(富山県)
「松の葉と言って、新郎新婦の名義で出される引き出物がありました。松の葉というのは名刺代わりだそうです」(新潟県)
「加賀五色生菓子」(石川県)
「丸い甘い粒の菓子、おいりさん」(香川県)
「薩摩切子」(鹿児島県)
具体的な店名では、「クラブハリエのバームクーヘン(滋賀県)「八幡屋礒五郎の七味唐辛子(長野県)」などがあがりました。地元の美味しいものの引き出物は嬉しいですよね。狭い日本ながらこの文化の豊かさ!素晴らしいですよね。これら地域色あふれるユニークな結婚式を、ぜひ後世にも引き継いでいってほしいと願います。
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