恋人がいても流れに身を任せる
全国14ヶ所のウエディング施設、記念日をテーマとした商品の販売やサービスを提供するアニヴェルセルが、首都圏・関西に住む20歳~36歳の男女1400名を対象とした「恋愛に関する意識調査」を実施。
「3年間お付き合いをしている恋人がいるあなた。もし、ほかの異性からプロポーズされたら、あなたはどのような選択をしますか?」といった質問に対し、結果は次のとおりとなりました。
■男性の回答
1位 今の恋人と結婚したいから断る・・・49.19%
2位 何もせず、大きな流れに身を任せる・・・22.76%
3位 どちらも捨てがたいから、しばらく二股をかける・・・13.01%
4位 今の恋人とは別れて、プロポーズしてくれた人を選ぶ・・・7.93%
5位 その他・・・4.27%
6位 恋人とも別れ告白も断り、恋愛を一旦リセットする・・・2.85%
■女性の回答
1位 何もせず、大きな流れに身を任せる・・・31.57%
2位 今の恋人と結婚したいから断る・・・30.57%
3位 どちらも捨てがたいから、しばらく二股をかける・・・15.89%
4位 今の恋人とは別れて、プロポーズしてくれた人を選ぶ・・・12.58%
5位 その他・・・5.19%
6位 恋人とも別れ告白も断り、恋愛を一旦リセットする・・・4.19%
■その他を選んだ人の回答の一部
- 今の恋人に逆プロポーズする(女性・33歳)
- 詐欺の疑いを感じる(男性・36歳)
- 悩みすぎて鬱になる(男性・27歳)
男女ともに1位と2位から下は同じランキング。男性については、およそ50%が「断る」と回答しており、女性は約3割。「流れに身を任せる」と答えた女性も約3割で、ほぼ同じ割合です。
もしもプロポーズされた相手が魅力的な人だったら、やっぱり女性はリードしてくれる男性のほうに惹かれてしまうのではないでしょうか。ですから、「流れに身を任せる」と「断る」の割合が同じになったのだと思います。「二股をかけて様子をみる」といった選択をとる男女が15%前後で、どちらも3位にランクイン。男女で大きな差が生じたのは「断る」という項目だけで、比べると20%ほどの違いがありました。
また、「その他」の回答を見るとユニークな意見が目立ち、今の恋人に逆プロポーズする、といった人も。第三者から告白されたことを“かけひき”の材料にして、結婚を迫る戦法でしょうか。なかなかアグレッシブですね。
結婚と恋愛の期間は関係ない?
今回のアンケートから分かるように、恋人がいるからといってスムーズに結婚までゴールインするとは限らないことが明らかです。ほかの異性にプロポーズされても「断る」と答えたのは男性が5割、女性は3割という結果。それ以外は、場合によっては「今の恋人と別れる」ことを選択する可能性もあります。恋愛よりも結婚を優先する傾向が強い、それが明確になった調査ではないでしょうか。
では、婚活に取り組む恋人がいないフリー・シングルの独身者についてはどうでしょう。よほど婚活がしやすい環境であることは間違いないはず。「いつプロポーズしてくれるの?」そんな不安も心配ないでしょうし、目的は結婚相手を見つけることですから過程がシンプル。お見合い結婚よりも恋愛結婚がしたい・・・、そういった声を聞く機会もありますが、お見合いに対する偏見や誤解をもつ人が多いような気がしてなりません。
それはきっと、お見合いに対して“機械的”なイメージをもつことが理由です。恋愛結婚は山あり谷あり、でもお見合い結婚はクールな感じがする、といったところでしょう。しかしアンケートを見ると、恋人以外のプロポーズを「断る」と答えた男性は5割、女性が3割。
えっ?3年も付き合っていたのに?
いえ、3年付き合っているからこそ迷いが生じるとも考えられます。アンケートのように結婚を優先するとなれば、恋愛の期間は問題なくなってくるわけです。流れに身を任せる、二股をかける、プロポーズしてくれた人を選ぶ、その答えが何よりの証拠。冷めていると思う人もいるでしょうが、結婚を優先するとはそういうこと。
お見合いも同じです。「どうしたいか」を自分で見つめ直し、そのために「何が必要か」を考えるのが婚活の基本。あとは、目的に向かって進むだけ。恋人がいるから結婚とは限らない、ほかの人にプロポーズされれば迷いが生じる・・・。
本当に結婚したのであれば、現在お付き合いしている相手がいる人も婚活と向き合ってみてはいかがでしょうか。もしかしたら、違う答えが見えてくるかもしれませんよ。
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