婚活疲れに悩む理由
婚活に前向きに取り組む独身男女が増えた一方、“婚活は疲れる”そんな男女もいる。婚活難民と呼んだり婚活疲労と言ったり、婚活でストレスを抱える人は少なくないようだ。結婚相談所パートナーエージェントの伊東祐輔さんが、bookstandのインタビューに対し次のようなことを話している。
「あまり“条件”に固執してしまうと結婚相手は見つかりにくい。ビジネスウーマンなどによく見られる傾向だが、相手の年収や学歴などにこわだりすぎると自分が辛くなる。
もちろん条件は大事だが、それはデータ上の話。大事なのは、二人の相性。条件を高く設定し、本当に相性の合う相手をふるいにかけてしまっては良いご縁を逃がしてしまう」と。さらに伊藤さんは、「出会いがない」と嘆く独身男女に多い傾向を次のように述べている。
「実際には出会っているのに、出会っていることに気付いていないケースが多い。次のコミュニケーションに発展させる努力をしていないこと原因。ここで表す“次のコミュニケーション”とは、恋愛に発展する次の一歩のこと。これを踏み出せるか否かが婚活を成功させる上で非常に大きなポイントになる」と話す。
つまり、出会いがあるにも関わらず、条件や理想が合わずに「なかったこと」にしている人が多いというわけだ。その結果、同じケースを繰り返していくうちにストレスを抱え、婚活に疲れてしまう原因となってしまうのだろう。
現代の未婚率は上昇する一方で婚姻数の低下が悩まれている
国も様々な婚活支援事業を立ち上げ、独身男女のサポートに力を入れている。婚活支援は地方自治体や地域だけではなく、政府内でも婚活・街コン推進議員連盟が設立され国をあげての取り組みとなっているのだ。
国内の婚姻率が下がるなか、年々、成婚率を上昇させているパートナーエージェント。「結婚したくても結婚できない人をゼロにする」の理念を掲げ、独身男女の婚活をフォローする結婚相談所として現代になくてはならない存在となった。
国内の生涯未婚率は男性が20%、女性は10%。5人に一人の男性が50歳までに一度も結婚したことがなく、女性は10人に一人の割合。この生涯未婚率、15年後には男性30%、女性は20%まで上昇すると予測されている。結婚適齢期と呼ばれる20代半ばからアラサー世代の男女で、3人に一人の男性が、5人に一人の女性が生涯一度も結婚できない計算になるとか。そのため、“早いうちから婚活しろ”と尻を叩かれるわけだ。
昔、近所にいた“おせっかい役”が少なくなった今、自分で行動を起こすしかない。頼んでもいないのに勝手にお見合い写真を持ってきて、「この人なんてどう?」そんな近所の“おせっかい”が今となっては頼もしく思えてくる。その“おせっかい役”の現代版が結婚相談所。
ただし、やる気のない人は相手にされない
結婚したいと強く願う気持ちをバックアップするのが結婚相談所だ。生涯未婚率は他人事ではない。「いつか結婚できる」と思って何もせずにいると、生涯未婚率の一人になってしまうおそれがある。本当に結婚したいのであれば、覚悟と行動が必要になる。
出会いもコミュニケーションも結婚も、一歩踏み出すことで何かが変わる。それが婚活なのだ。
参考:パートナーエージェント
参考:ブックスタンド
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