夏の開放感か、街を歩くカップルの密着度が急速に高まっていくここイタリア
筆者は未だに、目のやり場に困ることがあります。しかし、別れのシーンでは、彼らの愛情表現が180度ひっくり返り、壮絶な修羅場を迎えることも。かわいさあまって…という言葉を地で行く場合もあるようです。
ここでは、別の意味で背筋が凍り付きそうな、イタリア流・男と女の復讐ドラマをご紹介します。
1.アップル風味?のチョコレートケーキ
彼女の友だちと浮気していた、とある男性がいます。浮気の期間が長くなるにつれ、今の彼女は自分と合わないように感じてきたそう。そんな彼の気持ちの変化を知ってか知らずか、彼女はいつもと変わらない態度でした。しかし、浮気が始まって2年と少したったある日のことです。
彼女から「チョコレートケーキを作った。今日は遅くなるので先に食べててね」とメールが入ったそうです。
仕事が終わり家に戻った彼は、夕食の後に冷蔵庫からケーキを取り出してナイフを入れました。「ずいぶん固かった。チョコレートがけだったから、チョコが固まったせいか? と思った」彼が、かなり力をこめてナイフを刺しいれた瞬間、食べ物ではなさそうな音が聞こえたそうです。
ナイフを差し込んだすきまから見えたのは、銀色と黒の「何か固いもの」。あわててケーキの生地を取り除くと、彼が先月買ったばかりの最新ノートパソコン(欠けたリンゴでおなじみ)でした。
しかも、液晶部分には浮気の証拠写真が貼られ「くたばれ○○○野郎」という一言つき。彼女へ連絡しても「この番号は使われておりません」というメッセージが流れるのみで、そのまま音信不通となってしまったそうです。女の怖さを始めて味わった、と彼は語っていました。
2.からっぽの部屋
自他ともに認めるイケメンのとある男性は、ヨーロッパ出張のたびに出先で浮気を楽しんでいました。しかし地元では絶対にそんなそぶりを見せず、彼女ひとすじの姿勢をくずさなかったそうです。「お互いに自立した大人でいたかったから、同棲しなかったし、カギも渡してない」という彼を、ある日驚愕の光景が襲いました。
10日ほどの出張から戻り家のドアを開けた瞬間、部屋に何もなかったそうです。トイレットペーパーはおろか、すべての家財道具がなくなり、置いてあったのは、1枚のDVDだけでした。友人の家にかけこみDVDを再生すると、家財道具がゴミ収集車に吸いこまれていくシーンが写っていたそうです。言葉を失う彼に追い打ちをかけるかのごとく、一番最後に再生されたのは「浮気相手とのラブ動画」。
浮気のまっさい中に、彼がスマホで取ったものでした。
「消したと思ってたのに…彼女が抜きとったのかもしれない」と語る彼。家財がなくなったあげく、友人の前で恥をかいたショックから立ち直るのに、半年ほどかかったそうです。
(金丸 標)
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