目次
カップルの相性
数ある出会いの中から一人の男性と巡り合い、付き合いだした二人。これで安泰、ハッピーエンドで結婚も間違いなし!・・・って、そんな簡単に行かないのが恋愛。
付き合ったあとが問題になるわけで、運命的な出会いと思っていても実際は相性が合わずに“うんざり”するパターンも。そう、つまり恋愛はフィーリングが大事なんですよ。もともと相性の悪い二人が付き合っても、遅かれ早かれ上手くいかなくなるケースが多いわけで・・・。
でも、たとえ相性が合わなくても問題点が分かれば、今よりも彼との関係を良くするためのヒントになりますよね。どんなときに相性が合わないと感じるか、まずは自覚するところから始めましょう。原因が分かったら、二人の関係性を再構築するきっかけになります。
無理だから別れると思うのか、それとも二人で協力し合って改善する道を選ぶのか、決断するのは自分。相性が悪いと感じたケースを参考にしながら、あらためて彼との関係性を自分なりに確かめてみてはいかがでしょうか。
問題点1 価値観が合わない
付き合いだして発覚する問題が、彼と価値観が合わないこと。ジャンルにもよりますが、どのようなシーンで価値観が合わないと感じますか?たいてい価値観は、これまでの経験や育った環境によってつくられたもの。それが主観となり、考えや行動の基準になるんです。
たとえば価値観が似ている場合、育った環境が似ていたり、同じような体験をした二人だったりします。反対に価値観が合わない二人は、これまでの経験や育った環境に共通点がないんでしょうね。結果、彼の考え方や行動に対して理解できない部分があるわけです。
解決策は意外と簡単。これまでの経験や育った環境について彼から聞き、「なぜ、そんな価値観になったのか」を見つけ出す必要があります。必ず原因はあります!そして原因が分かったら、彼の価値観を受け入れて合わせる努力が必要。
理想は二人で話し合いながら価値観を照らし合わせ、お互いの価値観を共有し合うことですね。どちらか一方だけが相手に合わせるとストレスになりますし、将来的に長い目で見れば互いの価値観を共有して認め合ったほうが関係性も強くなります。
でも、そもそも価値観を合わせる気がないなら話は別ですが・・・。だって改善しないなら、無視して付き合い続けるか、嫌になって別れるか、そのどちらかになってしまいますから。
問題点2 性格が合わない
どうして付き合ったのか?と疑問に思うパターンですが、好きなら仕方ない。とはいっても、なかなかハードルの高い壁ですね。これも価値観と同じことが言えます。
問題点を探るために彼の生い立ちや過去の経験から原因を見つけ出し、理解する努力が必要になってきますね。もしそれが人に嫌悪感を与えるような性格なら、彼も改め直すが必要になるでしょう。二人の問題というよりも、彼の人間性の話になってきますからね。
指摘する際は「性格なおせば?!」ときつい一言を浴びせるのではなく、諭すように促すのがベスト。たとえば、「あなたの○○なところ、これからは直す努力してみない?そしたら今よりもっと素敵な男性にグレードアップすると思うの♪」といった感じで。
その言葉のあとに、「私にも直してほしいところあったら言ってね」と必ず付け加えること。彼から指摘があったら「わかったよ」と改善する意思を示し、互いに歩み寄りましょう。
仮に彼が、「うるせぇよ!何様だ!」なんて激怒して突っかかってきたら、残念ですが“器の小さい男”だったということです。
その現状を受け入れるか、諦めずに諭し続けるか、もしくは諦めて別れるか、いずれ決断しなければならないときが訪れるでしょう。
問題点3 連絡がマメじゃない
あまり電話してこない、メールが少ないなど、彼がマメに連絡してこないことに相性の悪さを感じる女性も多いようです。
「私は連絡しているのに・・・相性が悪いのかな」そう思いだしたら、余計な不安やストレスを抱えてマイナス思考になるパターン。解決策は、初心に戻って彼のライフスタイルを理解し直すこと。人それぞれ感覚が違うように、“当たり前の基準”も異なってきます。
自分では「付き合っているなら1日10回のメールは当たり前」と思っていても、彼のなかでは「1日3回メールすれば十分」と思っているかもしれません。その背景には、彼のライフスタイルが大きく影響しているからです。
職場環境、趣味のこと、プライベートの過ごし方など、彼の時間の使い方について知る必要がありますね。また、「いま何してる?」といった単発的な質問メールよりも、報告を兼ねたメールや電話のほうが彼のハートをくすぐれます。
たとえば、「今日は雨って言ってたよ!傘を忘れないように!ところで、今週の日曜とか時間あるかな?久しぶりにデートしたいな♪」って感じで。
そうした連絡方法を自分のほうから習慣づければ、無意識に彼の頭の中に存在感を植え付けられるでしょう。しばらくしたら、彼からくる連絡も増えているはずですよ。
問題点4 食の好みが違う
これって、かなり重要なポイント。夫婦やカップルにとって、食の好みは大事な問題。かといって、食の好みを合わして!と、彼に無理やり強要するのも難しい話ですよね。効果的な解決策は、料理のバリエーションを増やすこと。食の好みや好き嫌いは主観的な思い込みが原因です。
たとえば、魚に悪いイメージがあれば魚介類を好まなくなる傾向がありますし、ピーマンに悪い思い出があれば緑の野菜全般がダメになったりするパターンも。つくるメニューのバリエーション、外食先のバリエーション、飲み物のバリエーションなどジャンルを広げてあげることが食の好みを合わせやすくなる近道。
彼の反応を確かめながら上手にバリエーションを増やしていけば、気づかないうちに食の好みが変わっているケースも多いんですよ。つまり、知らず知らずのうちに“気づかせて”あげればいいだけの話。先入観や思い込みを感じさせないバリエーションを見つけて、徐々に食の好みを近づけていきましょう。
問題点5 距離を感じる
- 心を開いてくれていない気がする
- 思い出や過去の話をしたがらない
- 境界線を張られているような気がする
- 彼との間に見えない壁があって、聞きたいことも素直に聞けない
など、付き合っているのに彼との“距離”を感じてしまい、「相性が悪いのかな・・・」と不安になってしまう女性もいるみたいです。あなたは、もっと彼との距離感を縮めたいと思っているのでしょうが、それは一方的な自己満足。彼女という特別感を確信し、彼を独り占めしたいという、ただの欲です。
あなたを選び、現に彼女なのですから、特別な存在であることは言うまでもありません。もし彼が距離をつくっているのなら、そこには理由があるはず。
解決策は待つこと。無理に急いで距離をなくそうとするのではなく、彼のことを知り、自分のことを知ってもらう、その時間を徐々に積み重ねていくのみ。そうすれば、いずれ彼の心が動くときがやってきます。もしかしたら、彼もあなたに対して同じように距離を感じているかもしれません。
彼を自分のほうに近づけようとするのではなく、自分から積極的に心を開いて一歩ずつ歩み寄っていく姿勢を見せましょう。きっと彼は、あなたを警戒しているわけではありませんよ。だからこそ、彼女になったのですから。彼が距離を縮めやすくなるように、あなたという人間を知ってもらいましょう。
相性は築いていくもの
ほかにもカップルの相性を左右するポイントはありますが、今回は5つまで。ほとんどの問題に当てはまることですが、相性が悪いと感じたら原因を見つけ出すのが先決。相性の悪さを生み出している原因が必ず隠れています。
そして、お互いに理解し合って一つ一つ粘り強く解決するしか方法はないのです。そもそも他人同士の二人。初めから全て順調に上手くいくはずがありません。誰にだって一つ二つの欠点はありますし、それを受け入れたり直したりして関係を深めているのです。
互いを知って理解し、相性を築いていきましょう。自分目線ばかりにならず、ときには彼の目線になって客観視することも必要です。相性が悪いと感じたら放っておかず、改善する努力が大切。一つずつ問題点をクリアして、より二人の絆は強くなり、気づけば相性の良い二人になっていますよ。