※この記事は2021年11月10日に更新されています。
婚活中の独身女性にとって、一足早く家庭を手に入れた既婚女性は眩しく映るのではないでしょうか?しかし家庭を持った既婚女性から見ると、独身女性の生活の方が幸せそうに見えてしまう瞬間が多々あるようです。
そこで今回は、既婚女性が独身女性を見て「幸せそうだな…」と感じる瞬間と、独身貴族女性の特徴を解説。既婚女性からの婚活アドバイスもご紹介しますので、婚活中の女性はぜひ参考にしてくださいね。
目次
独身貴族女性の特徴とは?
まず既婚女性から幸せそうに見える独身貴族女性の特徴から見ていきましょう。幸せな結婚生活を送っていそうに見える既婚女性でも、次のような特徴のある独身貴族女性を羨ましいと思ってしまうようです。
稼いだお金を全て自分のためだけに使える
「独り身だと、自分で働いて稼いだお金をためらいなく全て自分につぎ込める」
「好きなときに旅行に行って、買い物をして、自分にたくさんお金をかけている友達を見た時は、無性に独身が羨ましくなる」
結婚して妊娠・出産ともなれば、多額のお金が必要になります。その後も育児に教育にと、お金は湯水のごとく消えていくことに。当然、自分のために使えるお金なんてごくわずか。そうなると働いて稼いだお金を自由に自己投資できる独身女性の生活が羨ましくなるという意見が多く聞こえてきます。
時間を自由に使える
「好きな時に旅行やコンサート、飲み会などに出かけられる」
「子供ができるとどこへ行くにも連れて歩くことになるので、一人の時間がなくなる」
「休みの日は一日中寝て過ごすこともできる」
独身時代は、自分の予定を中心に行動しても、誰にも文句を言われません。夜は終電まで飲み歩き、次の日はお昼過ぎまで寝ていられる…。自分中心の生活が送れるのは独身だけの特権であり、結婚すると一人の時間が激減する既婚女性には夢のまた夢です。
恋愛を楽しむことが許される
「独身の友人から合コン話などを聞くと、楽しそうで羨ましくなる」
「独身時代にもっと飲み会などに参加しておけばよかったと少し後悔」
「付き合い始めたばかりの恋愛話を聞くと、忘れかけていたドキドキ感がよみがえる」
生涯をかけてたった一人の男性を愛するという結婚は、とてもロマンチックな話で独身女性の憧れです。ところが既婚女性の多くは「結婚する前にもっと色んな男性と付き合いたかった」、「ドキドキするような恋愛をしている友人が羨ましい」と、独身女性の恋愛スタイルを幸せそうに思っているようです。
面倒な人付き合いをする必要がない
「旦那の会社の人との付き合いでは顔を立ててあげないといけない」
「嫌いなママ友とも子供のためにガマンして付き合わなきゃいけない」
「旦那の親戚付き合いに振り回されるのが本当に嫌」
独身時代は、わざわざ気の合わない人間と無理に友達付き合いをする必要がありません。しかし結婚をするとワガママが通用しなくなり、様々なお付き合いが生じてきます。旦那の会社関係や親戚、ご近所、ママ友など、今まで以上に気を遣う人たちとも上手く接していかなければいけません。人間関係に強いストレスを感じる既婚女性も多く見受けられました。
勉強やキャリアアップに力を注げる
「年齢を重ねても、スキルアップを目指して勉強している友人の姿が、本当に眩しくて素敵」
「誰にも気兼ねなく、バリバリのキャリアウーマンとして働いている独身の友人が羨ましい」
仕事や勉強などで自分磨きができるのも、お金と時間を自由に使える独身女性ならではの特権。全てを自分のために使える状況を羨む既婚女性の声が多く聞かれます。中には仕事と家庭を両立している既婚女性もいますが、そこにはそれなりの覚悟と努力がないと難しいようです。
既婚女性と独身女性の本音
既婚女性は独身女性を羨ましいと思う瞬間が多々あるようですが、既婚女性・独身女性の本音はどうなのでしょうか?両者の声を聞いてみましょう。
既婚女性の本音
既婚女性から独身女性が自由に見えるので、やはり羨ましく感じてしまうのが本音のようです。
・自分の趣味にお金と時間を注ぎ込めるのがうらやましい
・結婚をすると立場上できないことがたくさんある
・毎日の生活に疲れたときに独身女性はいいなと思う
・望んでした結婚だけど主人に不満を感じることもある
結婚生活には苦労もあるので、既婚女性には独身女性の自由さと気楽さがうらやましいようです。「独身の頃はお金も時間も自由になったのに」と考えると、例え幸せであっても結婚生活に不満を感じてしまうのが本音なのでしょう。
独身女性の本音
次に独身女性の本音です。「既婚女性との話にストレスを感じる」との本音を漏す方もいるようです。
・結婚をした友人が家庭の話しかしてくれない
・結婚生活の愚痴や相談にどう返せばいいかわからない
・既婚女性と話が合わない
・精神的・経済的な安定を得ている既婚女性がうらやましい
既婚女性にとってはご主人や子供が生活の中心ですが、独身女性にとっては未知の世界。結婚生活の話をされても理解できず、「どのように返答すれば良いものか…」と迷ってしまうのが本音でした。
特にご主人の愚痴や家庭問題の相談をされたときに困るようです。自分の分かることなら相談に乗ってあげたいところでしょう。しかし経験したことのないことで相談を持ちかけられても、共感してあげることもアドバイスしてあげることも難しいですよね。
また独身女性は結婚に精神的・経済的安定を求めているよう。独身女性は既婚女性の安定感にうらやましさを感じているという本音も見えました。
既婚女性から独身女性への婚活アドバイス
結婚をしたいと思っている独身女性にとって、一足早く結婚した既婚女性は先輩となりますよね。そこで既婚女性から独身女性への婚活アドバイスを紹介します。婚活を成功させるためには、実際に「結婚」を体験している既婚女性からのアドバイスが役に立つはずです。
結婚はゴールではなくスタート
婚活をしている独身女性にありがちなのが、「結婚をする」ことが目的になってしまうこと。婚活の目的は結婚をすることではなく、パートナーと協力しあって幸せになることですよね。既婚女性の立場から見ると、婚活より結婚生活のほうが何倍も努力が必要なことなのです。
結婚をしたら必ず幸せになれるわけではありません。既婚女性の本音にあったように、独身女性が羨ましいと感じてしまう瞬間が多いもの。婚活を頑張っている方は、目的が「幸福」から「結婚」にすり替わってしまっていないか、今一度確認してみてください。
結婚には必ずリスクがある
婚活中に将来のパートナーにどのようなことを求めますか?安定した職業であることや年収が○○万円以上であること、価値観があうこと、家事育児に積極的に協力してくれることなどと、人により様々でしょう。
しかしギャンブルと同じで、結婚には必ずリスクが伴うもの。独身女性は結婚のリスクを避けようとするあまり、男性を見る目が厳しくなりすぎていると既婚女性は感じているようです。
婚活を成功させたい女性の方は、「理想のパートナーと結婚する」のではなく、「パートナーと理想の結婚生活を作り上げていく」と考えたほうが成功へと近づくかもしれません。
条件よりも直感を信じよう
「婚活中の女性は男性を見る目が厳しくなりすぎているイメージがある」と上で紹介しました。
しかし既婚女性は「条件」よりも「直感」を重視した結果、結婚へとたどり着いたという方が多いようです。条件を満たすお相手と結婚したのではなく、「一緒に暮らしていける男性だ」という直感に従って結婚をしたということですね。
自分が理想とする条件を満たしていないお相手でも、「一緒にいて気が休まる」、「沈黙が苦痛にならない」、「なんとなくフィーリングがあう」などのフィーリングを信じて結婚をしたほうが、理想のパートナーを見つけやすいのではないかとのアドバイスです。
自分らしさを大切にして
婚活中に気になる男性にめぐり逢ったときに、つい男性に好印象を持ってもらおうといつもの自分ではなくなってしまう女性が多いのではないでしょうか?自分の好みではないメイクや服装をしたり、女性らしさをアピールするため料理が趣味だと言ってみたり。しかし結婚後も取り繕った自分でいることはできませんよね。
そこで婚活中は男性に気に入られることよりも、自分らしくいることを大切にしたほうが良いはずです。むしろ婚活では男性に振り回される女性よりも、自分の軸を確立している流されない女性のほうが好まれる傾向にあります。自分自身を良く見せようとするのではなく、自分らしさを大切にしながら婚活を進めていきましょう。
後悔のない人生を送ろう!
独身女性と既婚女性の本音を見てみると、独身女性には独身貴族ならではの特徴や魅力があり、既婚女性には既婚ならではの特徴や魅力があることがよくわかりました。一度きりの人生ですから、後悔のない毎日を過ごしていきたいですね。
ただし結婚したいと考える独身女性は、既婚女性からのアドバイスを参考にしながら婚活をしていきましょう。信頼できる結婚相談所を見つけて、アドバイスを心に留めながら将来のパートナーを探してくださいね。
監修者情報
結婚相談・婚活アドバイザー 田村智泰
「婚活で人生が変わった。」「結婚相談所で運命のパートナーに出会えた。」そんな方を1人でも増やせるように、結婚相談・婚活アドバイザーの立場から結婚相談・婚活業界の健全な発展を支援しています。
ライフデザインカウンセラーベーシック講座 第140230号
日本ライフデザインカウンセラー協会HP:https://www.counselors.jp/