“本来の目的”を思い出してみましょう
「何度婚活パーティーに参加しても良い結果が出なくて疲れちゃった…」
現在、このような心理状態から婚活鬱の症状が悪化する方が増えています。病院では専門の外来を用意しているケースもあるのだそう。
「きっと自分は魅力が足りないダメな人間なんだ…」と落ち込み、健康状態にまで影響をもたらす婚活鬱。
楽しい未来のためにしている活動が重荷になってしまうなんて悲しいことですよね。では、ここで“本来の目的”を思い出し、もう一度婚活について考えてみましょう。
1:あなたは何故結婚したいのか
2:あなたは結婚後どのような自分になりたいのか
3:あなたはどんな人生の終わり方をしたいのか
(1の回答例)
一人で生活するのは寂しいから
(2の回答例)
尊敬し、尊重される自分になりたい
(3の回答例)
夫、子ども、孫に見守られながら「幸せだった」と思える終わり方
では、あなたの結婚相手に対する希望はどのようなものでしょう。
- 職業が安定しており、年収は800万円
- 優しくて気遣いができる
- 服装のセンスが良い
- モデル並みではなくともそこそこのレベルの顔
- 太っていない
- 両親と同居をしなくても良い(ゆくゆくは施設に入る段取りをしている)
- 子作りに協力的
いかがでしょうか?“本来の目的”と“相手への希望”に矛盾はありませんか?
例えば、先述した回答例で言えば、外見的な希望というのは本来の目的から遠いものですよね。婚活鬱にならないためには、このようにまずは目的を間違えないことが大切なのです。この目的を達成するのにあたって、どんどん希望が上乗せされることで“本来の幸せ”も遠ざかっていくとは思いませんか?
相手にレベルを求めるということは、すなわち自分のレベルも上げなくてはならないということですので、どんどん精神的に追い詰められてしまうのです。その結果「なかなか良い人とめぐり合えない」ではなく「自分が悪いから結婚できない」となり、「誰でもいいから結婚したい」と、目的が反れていきます。
婚活鬱の症状がある方は、是非本来の目的と相手への希望の矛盾点を探してみてください。
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