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婚活をしている方におすすめの映画「夢売るふたり」は、ごく普通の夫婦に突然の不幸が襲い、そこから夫婦がある計画を実行していくことで、それぞれの心に変化が訪れるという内容です。
結婚・夫婦・幸せについてさまざまな問題を投げかけ、じっくりと考えたくなるストーリーに要注目。
本記事ではそんな「夢売るふたり」のストーリーについて、出演者情報も交えながら詳しく紹介していきます。
『夢売るふたりストーリー』
ここからは、「夢売るふたり」の出演者とストーリーについてそれぞれ紹介します。
『夢売るふたり』の出演者とストーリー
本作の出演者は以下の方々です。
- 市澤里子(松たか子):小料理屋の女将
- 市澤貫也(阿部サダヲ):里子の夫で板前
- 睦島玲子(鈴木砂羽):里子夫婦の店の常連客
- 棚橋咲月(田中麗奈):30代独身女性
- 太田紀代(安藤玉恵):風俗嬢
- 木下滝子(木村多江):シングルマザー
- 皆川ひとみ(江原由夏):ウエイトリフティング選手
主人公の市澤里子は、小料理屋を営む女将。夫で板前の貫也とともに、夫婦で店を切り盛りしていました。
しかしある日、ちょっとした不注意で店舗が全焼。
すべてが焼失してしまう憂き目に遭い、何もかもを失った夫婦は悲しみと絶望に苛まれ、遂に詐欺をはたらくことを思いついてしまいます。
歪んでいても愛なのか?
夫婦が女性をターゲットに詐欺をはたらき、大金を稼ぎ出すことで夫婦関係は歪なものに変貌していきます。
夫婦の形・想い・あり方が変わるなかで、二人が夫婦から共犯者に姿を変えていくさまは必見。
妻の表情、夫の行動はそれぞれに思惑を感じさせるものであり、映画の後半に向かって一連の犯罪が終わりに近づいていきます。
ラストシーンは見る人によって解釈が分かれるところであり、夫婦になることの意味を考えさせてくれるものです。
すでに夫婦として結ばれている二人が犯罪者に堕ちる映画ですが、通常ではありえないシチュエーションであるからこそ夫婦の「心」に迫りたくなる作品です。
これから結婚を考えている方は、お相手への思いやりや愛情、困ったときの助け合いなどについてぜひ思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
「夫婦の形」について考えてみよう
「夢売るふたり」は幸せで子煩悩な夫婦が、犯罪に手を染めていくくだりが印象的な作品です。
二人になぜ子供がいないのか、火事に遭い収入源が絶たれてしまったときの夫婦の心もちなどは現代的であり、私たちが頷ける部分ばかり。
婚活を進めていくと、二人で過ごす時間が多くなってきます。そこでお相手の気持ちを汲んだり、時には相手に譲歩しなければならないこともあるでしょう。
「夫婦になるということはどういう事なのか」について、映画作品に触れながらゆっくりと考えておきたいところですね。
結婚相談・婚活アドバイザー 田村智泰
「婚活で人生が変わった。」「結婚相談所で運命のパートナーに出会えた。」そんな方を1人でも増やせるように、結婚相談・婚活アドバイザーの立場から結婚相談・婚活業界の健全な発展を支援しています。
ライフデザインカウンセラーベーシック講座 第140230号
日本ライフデザインカウンセラー協会HP:https://www.counselors.jp/