※この記事は2021年10月6日に更新されています。
「パートナーに望む夫婦像」が、心理テストからわかることをご存知ですか?実際に一度試しみましょう。
あなたが思い描いている夫婦像の心理テスト
「あなたが空港のロビーにいると、時計を見ながら周りを気にしている外国人の姿が見えます。時計を見ながら周りを気にしている外国人は、どのような状況にいると思いますか?」
- 1.日本に住んでいて海外に出張するところ
- 2.日本に住んでいて海外旅行に行くところ
- 3.日本へ出張に来ていて帰国するところ
今回は、あなたが思い描いている夫婦像を確認するための心理テスト。心理テストの結果と共に、婚活前に考えておきたいポイントを見ていきましょう。
目次
夫婦像心理テストの結果
それではあなたが思い描く夫婦像を確認できる心理テストの結果を解説します。
海外出張するところを選んだ人は?
「男は仕事、女は家庭」があなたの描く夫婦像です。共働きという概念がなく、初めから「結婚したら専業主婦」と決め込んでいます。専業主婦を望んでいる男性にしてみれば嬉しい話ですが、共働きを望んでいる男性にとっては問題が生じます。
そのため自分が望んでいる専業主婦という結婚観を、あらかじめ伝えておかなければなりません。そうでなければ婚約してから、トラブルを招くおそれもあります。
恋愛中の女性も、結婚を意識している相手には事前に話しておいたほうがいいですね。万が一「共働きじゃないと結婚できない」と彼に言われたら、どうしますか?きっと、専業主婦を希望する女性は別れを考えてしまうでしょう。しかしいくら思い描いていても、専業主婦が正解とは限らないのです。
実際に厚生労働省が調査した昨年のデータ結果では、専業主婦の家庭が720万世帯に対して、共働きの夫婦は1176万世帯となっています。圧倒的に共働きの夫婦が多いわけです。年々共働きの夫婦が増えてきていることから、現代の男性は共働きを求める傾向が強いと言えそうです。
共働き現代に婚活するからには、相手に合わせられる柔軟な考え方も必要。もしくは専業主婦になれるパートナーと巡り合うか?いずれにしても本当に結婚を望むなら、一つの考えに執着しないで視野を広げたほうが上手くいくのではないでしょうか。
海外旅行に行くところを選んだ人は?
仕事も家事も対等な立場でいたいと望むあなた。共働きを望む傾向が強い現代の男性にとって、最も重宝されるタイプと言えるでしょう。
ただし共働きを望むタイプは、結婚生活を送る中で対等でないと感じたら離婚を考えるケースが多いようです。お互い仕事をしていても私のほうが家事の負担率が大きいと分かった途端に、パートナーへの不信感と苛立ちが増します。
結婚後も外で働くことを選ぶ女性なので自立心も強く、「独身時代のほうが気楽だわ」と割り切ってしまい、離婚を決断するまでの時間が短いのも特徴。それならば初めから仕事も家事も対等にこなせる男を夫にするのが無難ですよね。
つまりあなたに向いている男性は“イクメン”というわけです。お互いが対等な立場で夫婦生活を継続していけるのなら、よほどのトラブルが起きない限り良好な関係を築けます。
共働きであるため平均以上の収入をパートナーに望む必要はないのですから、イクメンに的を絞って婚活してみてはいかがでしょうか。例えばお見合い相手紹介サービスを利用して“イクメン候補者”を検索すれば、意外とヒットすることがありますよ。
帰国するところを選んだ人は?
結婚したいけどバリバリ働きたいキャリアウーマンのあなたは、手っ取り早く“専業主夫”になってくれる男性を探すのが近道。
仕事にストイックなタイプなので、共働きだと家事のことが頭をちらついてイライラしてしまいます。夫が専業主夫なら家事に専念してくれるので、余計な悩みやストレスを抱えずにすむわけです。しかもこのタイプの女性は、負けず嫌いな性格が多い。
専業主婦になれるはずもなく、かといって対等な立場の共働きも性に合わない。外のことは私に任せて!といった気質で、できるなら家事にはノータッチ。だけど結婚したい願望は捨てられないという感じですね。
ただしパートナーを見つける際には慎重に。とりあえずという感覚で男性を選んでしまうと、ダメ男やヒモに引っかかる危険性があります。言葉では「家事好きです」「家事できます」と言っていても、いざ結婚してみると何もしないただのクズ男というケースが珍しくないのです。
あげくの果てには、昼間から酒を飲んでいたりギャンブルにのめり込んで借金したりするケースなど、かなり厄介な存在になってしまいます。かといって容易に離婚してしまうと財産の半分を持っていかれますので、どちらにしても最悪な結末が待っているでしょう。
婚活中に見極めなければならないポイントは、やはりクオリティの高いイクメン候補者ということになります。最近は家事や子育てをバリバリこなす男性を育てている「イクメン大学」なんてものもありますから、イクメンの参加する婚活イベントやお見合いパーティーを活用してみるのも一つの手段と言えるでしょう。
夫婦の働き方以外に婚活前に考えておきたいこと
心理テストから夫婦の働き方に関する希望を確認できましたが、婚活前には働き方以外のこともしっかりと考えておかなければなりません。例えば次のような項目について考えておくと、理想の夫婦像を描きやすいですよ。
パートナーに望む価値観
内閣府の「結婚・家族形成に関する意識調査」によると、結婚相手に求める条件として最も多い割合を占めるのは「価値観が近いこと」だったそうです[1]。
結婚生活において、夫婦の価値観は様々なところに影響を与えます。パートナーに求める価値観を全て考えるのは難しいかもしれませんが、ご自身の価値観を明確にすれば「同じ価値観のお相手」を選びやすくなるでしょう。
ご自身が何を大切にしていて、どのような価値観を持っているのか考えてみてください。
結婚後の金銭感覚
価値観の一つでもありますが、結婚相手の条件として金銭感覚を求める人も少なくありません[1]。
女性・男性ともに結婚相手に求める条件の第4位となっているため、男性だけでなく女性も結婚後の金銭感覚について考えておく必要があります。金銭感覚は結婚生活の軸となる部分であり、現実的に生活を営むために欠かせないものです。
どのようにお金を使いながら貯蓄を増やし、どのような生活スタイルを作り上げていくかを考えてみましょう。
家事の役割分担
家事の役割分担については、人により考え方に違いが出る項目です。家事が好きで専業主婦になりたいと考える女性であれば、全ての家事を自分でやりたいと思うかもしれません。
しかし男性より女性のほうが、家事分担を結婚の条件として挙げる人が多いことからやはり「家事を分担したい」と考える女性は多いようです[1]。
そのため男性は結婚後の家事分担についてシミュレーションしておくと、理想の結婚相手にめぐり逢いやすくなるはずです。
心理テストを参考にしながら理想の夫婦像を描いて
潜在的に理想とする夫婦像は心理テストでもわかりますが、結婚生活に必要なのは仕事だけではありませんよね。
価値観や金銭感覚、家事の役割分担などについて理解しあうことも大切。婚活をスムーズに進めるためには、心理テストからわかる夫婦像以外にも考えておくべきことがたくさんあります。
心理テストの結果がズバリ当てはまった人は結果も役立てながら、理想とする結婚生活とはどのようなものなのか、細かなところまで考えてみてくださいね。
[1]参照:内閣府「平成26年度『結婚・家族形成に関する意識調査』報告書(全体版)」
結婚相談・婚活アドバイザー 田村智泰
「婚活で人生が変わった。」「結婚相談所で運命のパートナーに出会えた。」そんな方を1人でも増やせるように、結婚相談・婚活アドバイザーの立場から結婚相談・婚活業界の健全な発展を支援しています。
ライフデザインカウンセラーベーシック講座 第140230号
日本ライフデザインカウンセラー協会HP:https://www.counselors.jp/