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今回は婚活疲れで少し気分をリフレッシュしたいと考えている方のために、「伝統×イケメン」をテーマにした話をご紹介します。
日本の伝統芸能を引き継ぐ若きホープたちの中には、癒されるようなイケメンがいるのです。日本が世界に誇る最高の文化ともいえる伝統芸能は、日本の歴史を証明する足跡といっても過言ではありません。
伝統芸能を次の世代へ伝えていくために日々奮闘しているイケメンをご紹介しましょう。
目次
日本人の伝統芸能・文化への関心の低さ
日本の伝統芸能の中には非常に歴史が深いものも多く存在します。実際に自分の目で見たことはないけれどテレビで見たことがあるものや、名前を知っている伝統芸能は数多くあるでしょう。
しかし大部分の日本の伝統芸能が日本人の心から消えかけています。例えばGooリサーチが10~30代を対象に行ったアンケートでは、「伝統芸能に関心がない」と答えた人が全体の41%もいました。最も関心がある日本の伝統芸能として挙げられるのは落語ですらわずか36%です。能楽に至っては16%でした。
悲しい事ではありますが、古くから続く日本の伝統芸能に興味がない方が増えていることが明らかになったといえるでしょう。一方で「これからも伝統芸能は守り続けていくべきか」という質問に対しては81%の回答者が「守り続けていくべき」と答えています。
実際に、次の世代を担う若者が伝統芸を守るため各界で活躍しているのです。
能楽とイケメン俳優が融合した能楽男師
日本最古の歴史を持つ伝統芸能が「能楽(のうがく)」です。能楽とは、一般的に「能」や「狂言」を表します。日本版のミュージカルのようなものでしょうか。650年以上前から日本に伝わっています。
しかし現代は能楽に強い興味を持っている方が多くない状況です。若者離れが進んでいる分野といえるでしょう。若者離れの進む状況を打破するために、「能楽男師」と呼ばれる能楽を広く後世に伝えるためのイケメンを起用したプロジェクトがあります。
能楽男師の中から、3名のイケメンをご紹介しましょう。
加藤将(かとう しょう)
兵庫県出身 1992年9月21日生まれの俳優です。数々の舞台で活躍している他、テレビ番組やWeb番組、各イベントなどでも大人気です。
一ノ瀬竜(いちのせ りゅう)
神奈川県出身 1997年11月23日生まれの俳優です。第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナリスト13人に選出された経験もあります。
岩崎孝次(いわさき こうじ)
埼玉県出身 1985年2月25日生まれの俳優で、タレントでもあります。自身による芸能会社を設立しており、多くの舞台でも活躍している方です。
日本の伝統芸能・文化を引き継ぐイケメン
才色兼備をキーワードに、古くからの良き日本の伝統を伝えるべく各界で活躍しているイケメンを7名ピックアップしました。
現在すでに活躍している方や、今後の活躍が期待されている方まで、注目されること間違いなしのイケメンホープたちをご紹介します。
「伝統×イケメン」が表現する新しい日本のカタチに注目してみてはいかがでしょうか。
尺八界のプリンセス 中村仁樹
参考元:オフィシャルブログ
中村仁樹(なかむら まさき)
愛媛県宇和島市出身 1983年生まれ
職業 尺八演奏家
第六回尺八新人王決定戦、第三回東京邦楽コンクール、第二回和洋楽器グループコンテストにおいて優勝した実績。
読売新聞社賞や日本民謡協会賞受賞、宇和島大賞を受賞。
長谷検校記念くまもと全国邦楽コンクール、長江杯では優秀賞を獲得。
第14回ベストデビュタントオブザイヤーも受賞。
サントリーホール・両国国技館・アメリカ大使館・フランス大使館・アイルランド大使館で招待演奏。
父の影響を受け17歳で尺八に触れてから瞬く間に才能を開花させた後、様々なジャンルで尺八の魅力を伝えています。音楽活動の傍ら、ファッションモデルや仏教成人大学講師など多岐にわたって活躍。
近い将来、尺八が世界の音楽界でムーブメントを起こす日も夢ではないかもしれません。
文楽の若きホープ 豊竹咲寿太夫
参考元:オフィシャルブログ
豊竹咲寿太夫(とよたけさき じゅだゆう)
大阪府 1989年生まれ
職業 大夫・文楽
操り人形の動きに合わせて語り手が喜怒哀楽を伝える人形劇である「文楽」の分野で活躍。深い歴史を持つ文楽は、室町時代中期に誕生した日本を代表する伝統芸能です。
語り手の大夫(だゆう)、人形を操る人形遣い、BGM担当の三味線といった「三業(さんぎょう)」より成り立ち、豊竹咲寿太夫は大夫を務めています。
50歳を超えてもまだ若手と呼ばれる格式の高い文楽の世界において、若くして語り手を担い、大阪の国立文楽劇場東京の国立劇場を本拠地として活動。地方公演も行うなど、精力的に活躍しています。
古典の継承に特に力を入れており、敷居の高さを感じる伝統芸能を若い方でも身近に感じてもらえるようにSNSなどを用いた情報の発信を積極的に行っています。後世に文楽を伝えるための活動にも注目です。
将棋会の若きホープ 中村太地
参考元:オフィシャルTwitter
中村太地(なかむら たいち)
東京都府中市 1988年生まれ
職業 将棋棋士 六段
初タイトルを獲得するのに成功したのは2017年。第65期王座戦挑戦者決定戦において青嶋未来五段に勝利し、以前に二度挑戦するも勝利できなかった羽生王座への挑戦者となりました。
五番勝負では3勝1敗で決着して初タイトルとなる王座を獲得して、七段にも昇格しました。タイトル獲得後に失冠してはいますが、角換わりや横歩取りを得意とした棋風で今後の活躍が期待されています。
歌舞伎界のプリンス 尾上松也
尾上松也(おのえ まつや)
東京都中央区出身 1985年生まれ
職業 歌舞伎役者
若手歌舞伎俳優として高い人気があり、はっきりとした顔立ちが特徴。歌舞伎俳優として活躍しているのはもちろんのこと、ドラマやCMなどでも引っ張りだこ。
初舞台を踏んだのは1990年で当時5歳です。二代目尾上松也となり、小役として数々の賞を受賞しました。10代の後半からは女形を中心に活動。2012年になると重要無形文化財に登録されました。
ミュージカルやバラエティー番組でも多く活躍し、現在の伝統芸能を引き継ぐ若きイケメンの1人として知名度も高いです。
若手実力派 中村隼人
中村隼人(なかむら はやと)
東京都出身 1993年生まれ
職業 歌舞伎役者
2002年に初舞台を踏み、その後、経験を積みながら2007年に演じた国立劇場「『堀部彌兵衛」のさち役で国立劇場特別賞を受賞した実力派。
話題の新作歌舞伎「スーパー歌舞伎II ワンピース」にも出演し、サンジ、イナズマ役を務めました。また「新作歌舞伎NARUTO」ではうちはサスケ役として、うずまきナルト役の坂東巳之助とW主演を努めました。
テレビドラマやバラエティーなどにもたびたび登場しており、今後も期待されています。
瀧川鯉斗
瀧川鯉斗(たきがわ こいと)
愛知県名古屋市出身 1984年生まれ
職業 落語家
2005年に静岡県浜松市出身の落語家である瀧川鯉昇のもとに入門、鯉斗となりました。2009年には二つ目に昇進、更に2019年には真打に昇進しています。真打とはプログラムのうち、最後に出る資格を認められた落語家のことであり、真打になると弟子を取ることもできるようになります。
名古屋出身の落語家では以前に三遊亭圓丈が真打となりましたが、実に三遊亭圓丈以来41年ぶりとなる真打。そのため実力派の落語家として知られています。上京後にアルバイトをしていた店で開催された後に師匠となる瀧川鯉昇の落語独演会に衝撃を受けて弟子入りを直訴。
落語界きってのイケメンとしても名高く、ファッション誌にモデルとしても登場しています。
日本茶専門店2代目 甲斐宣史
甲斐宣史(かい のりふみ)
創業約40年と長く続く日本茶専門店の2代目を務めています。販売している商品は、どれも良心価格でありながら品質が良いものばかりです。
日本茶を幅広い世代へ広げたいという願いのもと、ネット販売だけでなくブログでも日本茶の魅力を発信。新商品の開発時には自らデザインを手がけています。
イケメンにプラスして伝統を受け継いでいる魅力がある
日本の古き伝統を受け継いでいるイケメンについてご紹介しました。伝統芸を引き継ぐというのは簡単なことではありません。苦労しながら努力している姿に惹かれる女性も多いようです。
今回ご紹介した方々は、イケメンであることに加えて伝統を受け継いでいるといった魅力もあるでしょう。婚活で女性に魅力的に思ってもらいたいと考えている男性は、他の誰にも負けないような特技や知識などを身に付けてみても良いのではないでしょうか。