質問には質問で返す
よく聞く婚活の悩みがコミュニケーションの問題。会話がはずまない、話題がない、話のリズムをつかめない、そんな問題を解決するには「リターンの法則」を使えばよい。難しいことは一切考えず、「質問には質問で返す」ただこれだけだ。そうすれば、一時間などあっという間に過ぎていく。
『今日は暑いですね』
『そうですね、暑いですね。夏は好きですか?』←リターン
『夏は嫌いです。○○さんは?』
『私も夏は苦手で冬のほうが好きです。ちなみに冬は好きですか?』←リターン
『どちらかと言えば冬のほうがいいですね。』
質問に答えたあと、関連する質問を投げかければ会話が成り立つ。コミュニケーションのすべてに当てはまる法則だ。だが、ダラダラと話していてもお互いに飽きがくる。そこで、会話の流れに“変化球”を加える。そうしながらコミュニケーションを楽しむことが大事だ。
『今日は暑いですね』
『そうですね、暑いですね。アイスクリームは好きですか?』←変化球のリターン
『夏は嫌いだけどアイスは食べますよ。○○さんは?』
『私も夏は苦手だけどアイスは好きです。美味しいアイスクリームが食べられるお店があるんですよ』←変化球のリターン
『そうなんだ。ぜひ、行ってみたいね』
質問に答えたあと関連する質問を投げかけただけだが、先ほどの会話とは方向性が全く違ってくる。ただ単純に質問を返すだけではなく、言葉からイメージできる質問を選ぶ際に「どういった話の流れにもっていきたいか?」を考えればいい。
夏からイメージできる言葉
暑い・アイスクリーム・エアコン・かき氷・海・川・キャンプ・バーベキューなど
だから、例えアイスクリームじゃなくてもキャンプに変えても会話は成り立つ。
『今日は暑いですね』
『そうですね、暑いですね。キャンプとか行きますか?』←変化球のリターン
『キャンプは滅多に行かないかな。○○さんは?』
『子供の時に行ったくらいです。バーベキューとかしてみたいけど機会が無くて。もし誘ったら一緒に行ってくれます?』←変化球のリターン
『誘っていただけるなんて光栄ですね。川と海はどちらが好きですか?』
いかがだろうか。難しく考えなくてもたった一つの質問から勝手に膨れ上がっていく。まずは、リターンの法則を自然にできるように日頃から意識しよう。
そして、婚活パーティーやお見合いなど異性と対面する場面では、「パーソナルスペース」に注意したい。パーソナルスペースとは相手との距離感だ。親密になりたい、好意を示したいからといっても適切な距離感でコミュニケーションをとらなければ不快な思いを与えるおそれもある。パーソナルスペースは心理的な問題だ。心理的に不快感を与えないために「丁度いい距離感=パーソナルスペース」を覚えておこう。
•セールス・・・2メートル以上の距離感を保つ
•友人・・・70センチ~1メートル以内の距離感
•婚活・・・片手を伸ばしてギリギリ届かない距離
パーソナルスペースとリターンの法則を覚えておけば、誰にだって簡単にコミュニケーションがとれる。普段の生活でも、この2つを意識しながら同僚や友人と会話しよう。自然と体が覚えていくはずだ。もっとも大事なことは、ポジティブな場面ではポジティブな雰囲気を出すこと。自分が楽しくなければ相手には伝わらないぞ。緊張していたとしても、できる限り楽しく会話をしよう。言葉に詰まったり噛んだりしても平気だ。肝心なのは相手と真剣に向き合おうとするその姿勢だから。
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