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アラサー女性4人の「コンカツ」の模様を生き生きと描き大注目されている石田衣良著「コンカツ?」
第2章では、合コン後の女子会の様子が描かれていました。男性の方々には、生々しい女子のトークにびっくりした方も多いかもしれませんね。女性の方々にきっと「あるある」と共感した部分も多かったのではないでしょうか?それではさっそく第3章のレポートをしていきます!
■智香と早谷人の性別を超えた友情が素敵です!
智香は大学時代の友人・早谷人とイタリアンで食事をすることになりました。早谷人は、前回の合コンのセッティングをした、いわば「はずれ合コン」の責任者。智香と早谷人は学生時代から気の置けない友人として仲良く過ごしていたようです。男女において、仲がよくなると恋愛関係になることもありますが、智香と早谷人は違うようです。智香と早谷人はいわば「親友」として、一緒にいるとリラックスができる関係なのでした。
ちなみに早谷人は智香のことを「姫」と呼んでいます。ここからも智香と早谷人の関係が見えるようでほほえましいですよね。さて、智香は合コンのメンバーについて早谷人に話をしながら、男女の違いについて考えていました。
男性は「社会格差」や「世界情勢」といった大きな規模での話をしたがるけれど、女性は毎日を生き生きと過ごすことを考えるものだ、と。確かに男性は政治や経済についての話をしたがる人が多いような気がしますね。それに対してやはり女性は、身近な生活の話題で盛り上がることが多いかもしれません。
■早谷人が智香に紹介したい男性は元モデルのイケメン!
食事もお酒も進み、早谷人が紹介したい男性に話が及びます。その男性の名前は、高瀬紀之(たかせのりゆき)さん。お金持ちで実家は港区の一軒家なのだとか。背は180センチを超えていてモデルをしていた経験もあるという大変な好条件で、智香はびっくりしてしまいます。
早谷人が言うには、最近彼女と別れたばかりとのこと。「好条件の空き部屋を紹介されたようなもの」という早谷人のたとえには思わずうなってしまいました。恋愛はタイミングが大事だというのはまさにこういうことをいうんでしょうね。
■アラサー女性の切実な願い…「赤ちゃんが欲しい」
とある日のこと、智香が仕事をしていると携帯電話が鳴ります。電話をかけてきたのは同居人のバツイチ女性、沙都子。いつもとは違う深刻そうな口調で、智香に「話がしたいんだけど付き合って欲しい」と言うのでした。
智香と沙都子は、家ではなくガーデンプレイスのイタリアンで落ち合うことに。沙都子は真剣な表情で、「赤ちゃんが欲しい」と智香に打ち明けました。沙都子は同居している4人の中で一番年上の32歳です。最近ニュースやネットで話題になっているように、女性が出産をするには年齢のリミットがありますよね。
沙都子は一度結婚したものの失敗をしていますし、智香の知らない世界を見ているのかもしれません。「35歳までに赤ちゃんを生みたいからコンカツをする」という沙都子に誘われて、智香も一緒にお見合いパーティや紹介所などの本格的な「コンカツ」に挑戦することにしたのでした。アラサー女性は仕事に加えて将来についても考えなければいけません。人生の大切な分岐点にいるのですね。第4章では、智香が高瀬さんとデートに行く様子です。今後の展開が気になります!
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【Vol.1】【石田衣良(著)】 『コンカツ?』が婚活男女に話題!まとめ記事
【Vol.2】【石田衣良(著)】 『コンカツ?』が婚活男女に話題!まとめ記事
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