男が結婚を決断するタイミング
よほどの男でない限り、付き合って直ぐに結婚を決断することはないでしょう。しばらく様子を見てから結婚を決める、といった流れが男性のセオリーです。女性は結婚を意識しながら交際しますが、男性は恋愛目線の場合が多く、恋人関係を続ける過程で「決め手」が見つかった時にプロポーズします。
男性は常に恋愛目線、女性は結婚を意識しながら交際している、これが男女の恋愛観における大きな違いと言えるでしょう。ただし、結婚相談所のお見合いは例外ですね。初めからお互いの大前提が結婚相手になっていますから、条件とフィーリングが合えば短期間で結婚に発展することも珍しくありません。
では、男性が結婚を決断する「決め手」とは何でしょうか。それは、求めていたシチュエーションに当てはまり、結婚生活をイメージできた瞬間です。
では、実際にあったケースとして、付き合って1年が過ぎた20代後半のカップルの話を紹介しましょう。二人で熱海の温泉旅館に泊まったときのことです。翌朝、彼が朝風呂を済ませ部屋に戻ってくると布団シーツやカバーが綺麗に戻され、浴衣やタオルがたたんで置いてあったそうです。その光景を見た彼は、「なんて家庭的な女性なんだ」と感心し、その半年後にプロポーズしました。今は結婚生活2年目を送っています。まさしく、求めていたシチュエーションに当てはまり、結婚生活をイメージできた瞬間だったのでしょうね。
とてもシンプルで単純ですが、男性が結婚を決断する理由は、それほど深くはないのです。だけど、とても人間味があって内面的な部分を見ていることが分かります。口では「巨乳がいい」とか「可愛い女が好き」とか言っていますが、結婚を意識すると現実的な要素に惹かれる生き物なのです。
結婚生活をイメージさせる
『求めていたシチュエーションに当てはまり、結婚生活をイメージできた瞬間』が結婚の決め手になると言いましたが、つまり男性は、求めていた長所を目の当たりにすると心が動くわけです。さきほどの例で言えば、巨乳でもなくルックスでもなく、「さり気なく布団や浴衣をたたんでいた家庭的な一面という彼女の長所」が結婚の決め手となりました。
女性が男にプロポーズを意識させたい時、または婚活で男性に結婚相手として意識させたい時、もっとも手っ取り早い方法が「結婚生活をイメージさせること」です。私が奥さんになるとこうなりますよ、といったサインを出すことで男性は将来の結婚生活をイメージします。そこに当てはまれば、男性の恋愛目線は結婚目線へと変化するわけですね。
良いところをいっぱい見せたいという気持ちは分かりますが、本当は、とても単純でシンプルなことを望んでいる場合が多く、気持ちも動きやすいというのが男の本質です。自分の長所を見つめ直した時、男性に結婚生活をイメージさせられるような長所はありますか?そこにこそ、婚活では着目すべきなのです。
ただし、アピールはダメです。あくまでも男にイメージさせることが大切。勝手に、好きなようにイメージさせることが重要です。これを知っているのといないのでは婚活の方向性が変わってくるので、ぜひ心構えとして覚えておいてください。余計な自分磨きはいりません。あなたのもっている長所を婚活に活かすことが、ナチュラルに自然体で結婚までの道のりを歩むための方法と言えるのではないでしょうか。
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