2014年の日本人の平均年収を知っていますか?
国税庁の調べでは、男性で511万円、女性で272万円、全体平均年収は414万円という結果が出ています。しかし、このデータは、日本国民全体の年収を平均したものです。
勤続年数を重視する傾向の日本企業では、やはり年齢を重ねると年収が多くなるという環境になっています。つまり、「じゃあ男性は、どの年代であっても年収511万円が普通なんだ」という認識はできません。50代で年収500万円・20代で年収が300万円…このことを同じ土俵で考えるべきことではないのです。あくまでも目安として考えてください。
【理想年収の想像の仕方】
まず、あなたがどんな暮らしを優先させたいかで理想年収は決まってくるはずです。女性に多いのですが、「年収1000万円以上の男性で32歳以下!」という希望は、なかなか通らないのが現実ですので、婚活をする前に一度理想を考え直しましょう。
もしも、あなたの理想の生活を送るには、年収1000万円以上の配偶者ではないと不可能…と考えるのであれば、高額所得者限定のお見合いパーティーなどもありますので、そちらに参加する方法が正しいと思います。しかし、ほとんどの方が何故お相手に求める理想年収が1000万円以上なのかを言えません。そこに、明確なプランがないのです。
- 自分は専業主婦(専業主夫)でありたい
- 自分も子どもも生活に不自由を感じることなく暮らしたい
上記が、あなたの求める暮らしの理想なのであれば、年収1000万円もいりませんよね。日本人の平均年収が414万円なのですから、その倍以上の年収を求めるには理由が無さ過ぎるのです。世の中の「玉の輿」「逆玉」と呼ばれる方の多くは、明確な目的を持っている傾向です。例えば、夢だった自分の会社を設立したいので、その勉強を○○年間してから起業するには配偶者の年収が1000万円以上なくては無理…というような、ある種の野望を持っているのです。
ただただ漠然と「世間が羨む年収1000万円以上の配偶者」と理想年収を決め付けるのではなく、あなたの実現したい理想の結婚生活と照らし合わせて考えてみてください。すると、驚くほどに理想年収は変わるはずです。
【お金も大事・愛情も大事・信頼関係や尊敬心も大事!では、婚活で一番大事なのは?】
以前、このような歌が大ヒットしました。
負けないこと 投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じぬくこと
知っている方が多いと思いますので、説明はいらないかと思いますが、『大事MANブラザーズバンド』の名曲中の名曲『それが大事』です。
実は、大事MANブラザーズバンドのヴォーカル・立川俊之さんなのですが、最近バラエティ番組に出演しました。『しくじり先生~俺みたいになるな!』という強烈な番組です。
人生しくじってしまった有名人が教壇に立ち、その失敗から学んだことを生徒に教える…といった番組内容です。先生役になるゲストは、本当に微妙な気持ちだと思います。この番組で立川さんは、番組の最後でこんなことを言いました。
「結局何が一番大事なのかはわからない。でも、何が大事なのかを考えることが一番大事じゃないのかな」
この言葉は、視聴者の心をズキューン!さすが、大ヒット曲を出した立川さんの言葉ですよね。これって婚活にも言えることですよね。
「収入も大事」「愛情も大事」でも、「どんなことが幸せなのかを考えることが大事」そう思いませんか?そして、その考えたことを共有できるパートナーを選ぶのが婚活です。
「私は、幼少の頃から母が外に働きに出ていて随分と寂しい思いをしました。だから自分の子どもには、いつも玄関で“おかえりなさい”を言えるように専業主婦になりたいんです」
こういった結婚後の理想を考え、相手と相談をしながら話に花を咲かせる…これが婚活において大事なことなんです。理想年収の考え方を再度自問自答してみましょう。あなたの幸せを叶える理想年収…さて、どのくらいですか?
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