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理想と現実のジレンマに、悩み多き現代のアラサー女子。婚活も例外ではありません。
いい人と知り合って恋をして、いつか当たり前に結婚できると思っていた・・・。
そんな思い通りにいかない現実と向き合ったとき、不意におとずれる不安と葛藤。
男性との出会いも限られてきて、次第に薄れていく恋愛への期待感。
「もう、このまま一生独身でもいいかな」なんて思ったりすることもあるはず。
そのうち「好きになるって、どんな感じだった?」と恋愛から目を逸らすようになり、たとえ好みの男性が現れたとしても積極的に自分からアプローチできない。
そうやって“好きになる”ことに臆病になってしまい、大人になるにつれて“受け身”の恋愛体質になっていくんですよね。
恋してますか?
ここが正しく大人女子のターニングポイント。
結婚したい・恋愛したいと望むなら、まずは受け身の恋愛体質を変えることから。
これだけ独身女性が溢れている世の中、待っていても気づいてもらえません。
まだ見ぬ運命の人に、自分の存在を気づかせるための手段が婚活だと思うんです。
そこで今回は、恋に臆病な大人女子に観てほしい「好きになる」を思い出させてくれる恋愛映画8選をセレクトしました。
婚活のエネルギーチャージに、ぜひ、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
そっと背中を押してくれる、そんな恋愛力がギュツと詰まった映画たちですよ♪
プライスレス 素敵な恋の見つけ方
イレーヌの条件は、お金持ちの男性と結婚すること。
どんなに見た目が悪くても、どんなに年をとっていてもセレブならOK。
高級ホテルは当たり前、シャネルやエルメスも当たり前、相手が自分につぎ込む金額で愛情の大きさを測るイレーヌ。
そんなある日、目の前に現れる一人の青年。彼を億万長者だと思い込んで一夜を過ごすイレーヌですが、実はホテルの従業員。
あっさりサヨナラしますが、そこから思いもよらない展開に・・・。
ありきたりな恋愛ストーリーとは一味違った展開に、理想を求める女性なら共感ポイントも多いはず♪
理想の彼氏
40歳バツイチ。彼女が恋した相手は24歳のフリーター。
経済力もあって頼れる男性だと思って結婚したのに、夫の浮気が発覚して離婚した過去をもつサンディ。
理想の男性との結婚生活が失敗に終わり、シングルマザーとして生活するサンディの前に現れたのは24歳フリーターのアラム。
もちろん、自分の理想とは真逆の男。
あれこれ理想を掲げがちな独身女性に、恋愛や結婚にとって“本当に大切な条件”を教えてくれる映画だと思います。
求めている理想が、自分自身でつくりだした妄想や価値観だとしたら?それって、恋愛には不必要なもの。
「人を好きになる」原点を思い出させてくれますよ。
マイ・インターン
プラダを着た悪魔から9年。今度はファッションサイトの社長になって帰ってきたアン・ハサウェイ。
結婚して仕事も順調、プライベートも充実のはずが・・・。
仕事と家庭の両立に問題を抱え、思うようにいかない現実に葛藤します。
そこに登場するのが、ロバート・デ・ニーロが演じる70歳の新入社員ベン。
ジュールズ(アン・ハサウェイ)はベンや社員たちから今まで見落としていた“自分に足りないもの”を気づかされ、新しく生まれ変わっていくヒューマンストーリー。
恋愛ストーリーではないけれど、アラサー女性に必要な“人生のアドバイス”が詰まった婚活中にピッタリの映画ですね。
ストロボ・エッジ
もし好きな人に好きな人がいたら、あなたは諦めますか?それとも、想い続けますか?
学生時代とは違い、社会人になると仕事や生活に追われ恋の感覚も変わっていく。
経験やプライドに邪魔されて、いざ気になる男性がいても積極的になれない。
そんな真っ直ぐな恋心を忘れかけた大人女子におすすめの一本。
片思いする主人公(仁菜子)の言葉一つ一つが胸を刺激し、熱くさせます。
どうすれば好きな人を振り向かせられるのだろう・・・、人を好きになるってなんだろう・・・、相手の気持ちを動かすために必要なイ・ロ・ハを教えてくれる恋愛映画です。
そんな彼なら捨てちゃえば?
男と女が分かり合えるはずがない。
鈍感な男に対して、女は感情豊かで察しがいい生きもの。
ところが、恋すると男の本音が見えなくなって自信を失くしてしまうことも・・・。
“一回デートしたら連絡がこなくなった”そこから始まるストーリーに、思わず共感ポイント盛りだくさん。
ずばり、男と女の“すれ違い”をテーマにした恋愛映画です。
私と彼って相性いいかも、なんて自分では思っていても、相手にしてみれば“友達止まりの女”。
でも、めげない!勘違いから学ぶ女の決断力が、観ていてスカッとします。
登場人物それぞれに恋愛ストーリーがあって、悲しくも共通するのは男と女のすれ違い。
男の本音を知るために、いろんなヒントが詰まった婚活女子におすすめの一本です。
アデライン、100年目の恋
主演は、ゴシップガールで大ブレイクを果たしたブレイク・ライブリー。
女性のために作られたロマンティック・ラブストーリーです。
でも、ありきたりな恋愛映画とは違い、ある出来事が原因で年をとらなくなり、29歳で止まったしまった女性(アデライン)の物語。
やがて100歳を超え、それでも見た目は永遠の29歳。
いつまでも自分は若いままなのに周りはどんどん老いていく・・・。
親友も愛した人も先に逝ってしまう無情な現実。
そして、100年目に出会った一人の青年。
でも、またこの人も自分より先に逝ってしまう、と思うと関係をもてないアデライン。
秘密を打ち明けるべきか、彼女が出した答えとは?
ヒロイン失格
絵に描いたよう三角関係がテーマの恋愛映画。
片思いしている男性がいる、でも私を好きでいてくれる男性もいる。
さて、あなたならどっちを選びますか?
好きな人を振り向かせるまで頑張るか、自分を想ってくれる人と妥協して付き合うか、シチュエーションは違えども婚活で迫られる一つの選択肢です。
つまり、“妥協”のボーダーライン。完全に両想いで始まる恋愛なんてあるのでしょうか。
一つ二つの妥協があって、いつしか気づけば“大切な人”になっていく・・・。
理想に当てはまる相手でも、片思いが実ったからといって幸せになれるとは限らない。
反対に、始まりはどうであれ妥協することで築ける絆もある、そんな視点で観ても楽しめる作品ですね。
マイ・ブルーベリー・ナイツ
エリザベスはニューヨークからメンフィスへ、メンフィスからラスベガスへ9000キロの旅に出かけます。
感情に流されないように、ただ生きるために働くことを決意。
その理由は、自分の気持ちを整理するため。つらい過去をもつエリザベスカフェのオーナー・ジェレミーと親しくなるも、恋に臆病になって前に進めない彼女。
旅路で出会う人たちとの交流をきっかけに、人を信じること、愛することを見つめ直すエリザベス。
やがて、心を支配していた悲しみが薄れていき、ジェレミーへの想いが強くなっていきます。
人を好きになることへの戸惑いが恋心へと変化していく女性の感情を見事に表現した恋愛映画。
仕事に追われる現代のアラサー女性にぜひ観てほしい、おすすめの作品です。
恋をしたい、だけど積極的になれない全ての大人女子に、おすすめの恋愛映画8選をご紹介しました。
今週末あたり、息抜きついでにどうですか?