結婚に結びつかない婚活
こんな言い方をすると冷めて聞こえるかもしれませんが、『婚活するなら結婚に結びつく相手と出会ったほうがいい』ということです。結婚する気があるのか無いのか分からない相手と関係を深めても遠回りするだけですし、自分は結婚相手を探しているのに相手が恋人を探しているのでは食い違ってしまいます。度が過ぎると、「お友達として付き合いたい」「趣味仲間になりたい」なんて言う人も出てくる有様で、結婚とは関係のない方向性まで出てきます。
つまり「婚活」と言っても、「結婚に直結する出会いを求めている人ばかりではない」ということが言いたいわけです。婚活していると言いながらも、実は恋活だったり興味本位の恋人探しだったりする場合もあって、そういう人と巡り合うと遠回りの原因になります。婚活にも出会いの場が様々あり、その可能性が高い順番をつけて行くと合コン、ネット婚活、街コン、婚活イベント、お見合いパーティーといったところでしょうか。
たとえばイベント名やパーティー名に婚活という言葉が付いているだけで、「結婚に結びつかない出会い」に遭遇する可能性が高い場所と言えます。この中に入らないのが結婚相談所です。
「結婚=婚活」がお見合いという形式になり、結婚相談所は期間が決められて進んでいくので恋人探しや友達作りの場にはなりません。シンプルに、お見合いから交際、交際から真剣交際(本交際)、真剣交際から成婚といった流れになります。
本気で結婚したい、マジで婚活すると決めた以上、婚活と「そうでない出会い」の区別をはっきりさせておいたほうが集中できます。一番厄介なのが、合コンやパーティー、イベントやネット婚活など乱発してみたけど手ごたえが無く、ストレスだけが残るパターンです。
どう動く?婚活
そうした障害を避ける方法は、やはり「結婚に結びつく出会いが期待できる場所」を選んで婚活することです。仮に、ネット婚活で知り合ってSEXだけで終わってしまえば笑い話にもなりませんし、婚活パーティーでコミュニケーションが上手くいかないからといってセミナー通いしていても可能性が高まるわけではありません。
「どう動くか?」が婚活の目的を大きく変えてしまいます。これは出会いの場所を選ぶことだけに限らず、自分自身の意識も重要になってきます。高い理想を条件にして、わざわざ倍率が高い獲物を奪い合っても時間を先延ばししているだけになります。
女性の理想であれば30代男性で年収600万円以上とか、男性であればルックスが良くてスタイルもいいモデルみたいな女性とか、競争率が激しい次元を求めるのは無理があるかと。
30代で600万円は無理でも、30代で450万円は探せば出てきます。将来的に500万円、550万円の期待は見込めます。450万円以上ないと生活できないなんて、あなたの理想に過ぎません。だって、それくらいの収入で生活している夫婦のほうが圧倒的に多いのですから。
ルックスやスタイルなんて、せいぜい10年ですよ。結婚したら、3年で慣れてきます。それよりも、癒しやフィーリングを求めたほうが将来的な結婚生活の支えになります。どのような意識で婚活に取り組むかで、結婚に結びつく可能性は大きく変わってくるのです。
そのことに気づかなければいつまでも理想に縛られ、自分の世界観の中だけで「もがく」ことになるでしょう。『結婚に結びつく場所を選び』、『どのような意識で婚活に取り組むべきか』、この2つが婚活にとって大事な課題です。
出会いがないと思っているあなた。本当は、自分から出会いを遠ざけていませんか?もう一度、婚活というものを真剣に考えてみましょう。
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