目次
<雑学その2 名古屋城の“石垣”>
名古屋城の石垣は徳川家康の命令によって、各地に散らばる20の大名が分担(天下普請)して建てた。まさしく、「働かせて服従させる」の精神。名古屋城の石垣には家紋(記号)が記されており、自分の運んだ石を区別するために大名が刻んだ「目じるし」だと言われている。
築城の名人として名高い “加藤清正”も、名古屋城の建設にたずさわった大名の一人である。
<雑学その3 名古屋城の内堀にいる“5頭の鹿”>
名古屋城の内堀では5頭の鹿が飼われている。鹿の飼育は江戸時代から引き継がれている伝統で、内堀にいる現在の鹿は和歌山城動物園から運んできた。
<雑学その4 “本丸御殿”の復元工事を見学>
1615年に初めて姿を見せた本丸御殿だが、昭和20年5月の名古屋空襲で焼け落ちてしまう。しかし、戦後に様々な資料が見つかり、江戸時代の書物や文献、写真や絵を頼りにして、当時の本丸御殿をリアルに再現することが可能となった。
2009年に開始した本丸御殿の復元工事。2018年の完成を目指して現在も工事が進んでいる。木材加工場では、工事に使用している道具や材料、木材や資料などを見学できる。また、月・水・金・土・日曜は作業風景も見ることができ、めったに実現しない貴重な体験となる。(見学は要確認)
<雑学その5 名古屋城 御深井丸西北隅の“清洲櫓”>
清須越し(清洲越し)の際に清須城の天守閣を解体し、その資材を使って名古屋城の西北隅に櫓(やぐら)を造った。
「清洲櫓(きよすやぐら)」と呼ばれ、国の重要文化財に指定されている。清洲櫓は400年前に造られたもので、清須越しの足跡を証明する貴重な建造物である。
<雑学その6 夏場は戦国武将の“夏バテ姿”に遭遇する>
名古屋の開府400年を記念して、2010年に結成された “イケメン武将隊”。名古屋に“ゆかりの深い”武将たちを城内のあちらこちらで見ることができる。
週末は二の丸広場でダンスや寸劇などのパフォーマンスをしているが、夏場になると “夏バテ姿”の武将たちを見かけることも・・・。鎧(よろい)や兜(かぶと)を着ているので、かなり暑くてしんどいのだ。
信長や家康が夏バテで休憩している姿を見かけても、少しの間そっとしておいてあげよう。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1
(052)231-1700
名城公園駅2番出口から徒歩10分
入城料 一般 500円 子供100円
参考:名古屋城公式サイト
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