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ノンストレスで生きていけるほど人生あまくない・・・。
イライラしても落ち込んでも、どっちにしても溜まるストレス。
しかし、ストレスを放っておくのも問題で、脳内で“コルチゾール”というストレスホルモンが過剰に分泌されると健康や精神面に被害が出てしまうんです。
「前より寝つきが悪くなった」とか「風邪を引きやすくなった」など生活リズムが乱れたり体調不良になったりすることが多くなったら、それはストレスホルモンのサインかも。
ストレスホルモンは美容にも悪い影響を与えますし、そのほか太ったりむくんだりして体型も変化しやすくなるなど女性にとって厄介な存在。
さらに、ストレスホルモンは老化を早める原因にもなるので要注意!一番の解決策は、とにかくストレスを解消すること。
ストレスホルモンが多く分泌されているときに出やすいサインを覚えておき、日頃からストレスを溜めない習慣を心がけたいところですね。
最近、なんだか気分が不安定
ストレスホルモンは女性ホルモンとの相性が悪く、エストロゲンの分泌を邪魔することでドーパミンが減少してしまいます。
そのせいでホルモンバランスが乱れやすくなり、精神的に不安定な状態。
「最近、なんだか気分が安定しないな」と感じたらストレスホルモンが原因かも。
そして、エストロゲンは女性の“美”には欠かせない若返りの源。美しい髪や若々しい肌をキープするために必要な“美容ホルモン”なんです。
●女性ホルモンが不足すると、
・目力が無くなって暗い印象に・・・
・メンタルが弱くなってネガティブ体質に・・・
・髪の艶が失われ美しさ半減・・・
・肌トラブルが起きやすく美容の敵に・・・
・イライラしやすくホルモンバランスが不安定・・・
睡眠不足で元気がでない
ストレスホルモンは心地よい睡眠を妨げ、ひどいケースになると睡眠障害になったり夜更かし体質になったりと規則正しい睡眠を邪魔します。
「最近、なんだか寝つきが悪いかも」と感じたら、ストレスホルモンが睡眠リズムを乱しているサインかもしれません。
また、寝ているときに女性ホルモンが分泌されるため、不規則な睡眠が原因でホルモンバランスが不安定になり美容や健康に悪影響を及ぼすんですよ。
●睡眠不足になると、
・体力が回復しない
・免疫力が低下して風邪や体調不良になりやすい
・女性ホルモンの分泌を妨げ老化を早める
・脂肪の燃焼運動が下がり太りやすい体質になる
・脳の働きが悪くなり集中力が下がる
・心臓に負担がかかる
・骨髄の働きに悪い影響を及ぼす
お腹周りに脂肪がつきやすい
ストレスホルモンが過剰に分泌されると、“お腹周りに脂肪がつくやすくなる”といった厄介な性質があります。
これは、ストレスホルモンの影響による女性ホルモンの減少やホルモンバランスの乱れが原因で起こる体質変化の一つ。
それに加え、ストレスホルモンが睡眠を邪魔すると脂肪を燃やす働きが低下し、太りやすい体質になってしまうんです。
ストレスホルモンを減らすには?
コルチゾールを減らすには、脳内ホルモンのセロトニンを活性化する必要があります。
セロトニンがイライラを抑え、ホルモンバランスを整えてくれるからです。
セロトニンを分泌するための生活習慣を心がけ、美容や健康の妨げになるストレスを減らすことが“キレイ”を持続させるポイント。
ストレスは女性の敵です。放っておくと老化を早める原因にもなるので、日頃からストレスを溜めない生活を意識しましょう。
●セロトニンを分泌する方法
・午前中に太陽の光を浴びる
・午前中に有酸素運動して体内リズムを調整する
・ビタミン、ミネラル、アミノ酸を摂取する
・毎日の食事でトリプトファンを摂取する
・適度な睡眠時間は6時間~7時間
・寝つきが悪くなる習慣はヤメる