“相手を受け入れた”サイン「YES」の法則
婚活パーティやお見合いといったコミュニケーションを必要とする場で、いかに相手と早く打ち解けるかが結果を左右します。でも、初めて会う者同士、そんな簡単には打ち解けられないですよね。そもそも「打ち解ける」とは、“相手を受け入れた”というサインです。
そこで注意しなければならないのが、「相手との距離を遠ざけてしまうような言動は控える」ということです。逆を言えば、距離が近くなるほど打ち解けやすくなります。例えば、自分の魅力を相手に印象付けようと自己アピールに専念する方もいますが、あまりおすすめできません。
魅力を伝えようと必死になるほど、相手は距離を作ってしまいます。つまり、バリアを張って構えてしまうわけです。
距離を縮め打ち解けやすくするためには「YES」の法則が効果的と言えるでしょう。しかし、ただ単に相手の話にYESだけを返答しているようでは“退屈な人”になってしまいます。
大切なポイントは「肯定してあげること」です。
人は、肯定されると心を開きやすくなります。これを心理学では「承認欲求」と言います。反対に、相手から肯定感が感じられない場合は心を閉ざしてしまうわけです。「この人とは合わない」とか「苦手なタイプ」として記憶されてしまいます。
打ち解けやすくするためには、まずは“相手に肯定感を与える”ことが大切です。その一つが「YES」の法則になります。例えば、女性と会話しているとき、
「私、料理とか苦手で不器用だから結婚できないのかしら」
こんな話をされた場合、どのようにして相手を肯定すべきでしょうか。
「料理なんてできなくても、あなたは魅力的な人ですよ」
ストレートでシンプルな返答ですが、肯定感を与えているとは言えません。
「そんなに落ち込む必要はないと思いますよ。誰だって苦手な分野はあります。それに女性が必ず料理を作らなければならないというルールはありませんから。私も料理は苦手なので一緒に覚えていけるといいですね。一緒に新しいことを始めるって、ワクワクしませんか?」
さて、いかがでしょう。これなら、違和感なく肯定感を与えることができます。自然と打ち解けるためには、相手を受け入れたというサインを言葉に変えて出すことが求められてくるのです。
肯定感を与える=あなたを受け入れたというサイン。これがYESの法則です。
「私を認めて、受け入れてくれた」そう相手に思わせることが、自然と打ち解けやすくなるための方法になります。コミュニケーションをとる際には忘れずに意識しておきましょう。
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