30代女子が年下男子にモテるわけ
日本テレビ系水曜夜10時より放送の「きょうは会社休みます。」が話題沸騰中ですね。主人公は彼氏いない歴=年齢=30歳の"こじらせ女子"。メガネの冴えない独身OLを、綾瀬はるかさんがコミカルに演じています。
そんな主人公が、とんとん拍子に21歳の大学生と付き合うことに!ゆっくりと、でもしっかり自分自身と向き合う主人公は、「がんばれー!」と思わず応援したくなるほど一生懸命で好感が持てます。
さて、物語の中ではこの主人公カップルの年齢差がクローズアップされています。30代独身女子の中には、「所詮フィクションでしょう」と鼻で笑って、でも心でため息をついている人もいるかもしれません。でも、現実に今「20代男性」と「30代女子」のカップルが増え始めているようなのです。
プレッシャーに押しつぶされそうな20代男子を30代女子が癒す
それでは、そもそも今の20代男性はどのような傾向にあるのかというところから見ていきましょう。一昔二昔前は、20代も半ばになると結婚する男性が多くいましたよね。自分の父親や母親を思い出してみてください。今の自分の年齢のときには、もう自分が生まれていたという人も少なくないのではないでしょうか。
でも平成23年に厚生労働省がまとめた調査報告では、平均初婚年齢は30.7歳という結果になりました。どうして、20代男性は結婚をしなくなってしまったのでしょうか。
その大きな要因に、20代男性にのしかかる「様々なプレッシャー」があるような気がしてなりません。
まずは「社会的プレッシャー」
少子化ゆえに、同期入社が少なく、若くして一人前の仕事を求められることもあるでしょう。年齢の近い30代の上司はさらに少ない人数でフルパワーで働いていますから、気軽に相談をすることも出来ません。自分ひとりでなんとかしなければいけない場面が多くなります。
誰かに愚痴をこぼしてしまえば楽なのに、なぜか仕事のことになるとそれが許されない傾向にあると思いませんか?自分の気持ちを殺して仕事をしなければならない男性の心情を察すると、心が切なくなってしまいます。またそれに加えて、あらゆる年代の男性が多く抱えるプレッシャーとして、稼がなければいけないという「経済的プレッシャー」がありますよね。また、一人の大人として精神的に自立しなければならない、という「心理的プレッシャー」もあるでしょう。
この3つのプレッシャーが、20代男性を自分の殻に閉じ込めさせているのではないでしょうか。彼らは、自分のことで精一杯なんです。恋愛をしたい、結婚をしたいと思う心の余裕がないのを、誰がとがめられるでしょうか。
そこに現れたのが、30代女性です。年上で社会経験のある女性は、ギリギリの精神状態でプライドを持って仕事をしている20代男性を包み込む包容力があります。
「買いかぶりすぎじゃない?」と自嘲される30代独身女性の皆さん、もったいないですよ!その一歩ひいた物事の見方そのものが、「包容力」そのものだと前向きにとらえてみてください。ちょっとやそっとのことでは動じない、ある意味で開き直っている30代女性がいることで、きっと20代男性は落ち着きや安らぎを得ることができるのです。
おわりに・歳の差を気にせず婚活に取り組もう
今婚活の真っ最中の方にも、またこれから婚活をはじめようと思っている方は、是非固定観念を気にせず、年下男性とも交流を持ってみてはいかがでしょうか?とは言え、これを読んでいる30代独身女性の皆さんから、
「20代女性と30代男性のカップルなら普通だけど、9つも10も年下の20代の男性と親しくなる想像がつかないな」
・・・という心の声が聞こえてきそうです。でも、今まで「人間として」魅力を感じてきた男性や女性を思い出してください。
はじめから年代や年齢を意識して、その人たちと接してきたわけではありませんよね?あくまで、自分にとって魅力があるから好感を持ってきたはずです。
男女の交際や婚活に関しても、同じことが言えるのではないでしょうか。ぜひ自分の中の固定観念をぶち破って、新しい一歩を踏み出してみてください。
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