コンプレックスから婚活疲れに
あなたが理想とする同性は誰でしょう?女性だったら、綺麗なモデルさんや女優。男性であれば、大きな企業の社長やスポーツ選手などではないでしょうか。
理想を持って自分を磨くということは素晴らしいことです。しかし、過剰な理想はときに自分自身をコンプレックスのかたまりにしてしまう危険性があるのです。そして、そのコンプレックスはやがて病的なものとなり、生活に支障が出るほどの悪影響を及ぼすことがあるのです。
現在、「婚活鬱(婚活疲労症候群)」というのは深刻化しており、専門外来のあるクリニックもできはじめています。お見合いで断られるたびに自分に自信がなくなってゆき過剰な自己否定を繰り返し心身ともに疲れ果て婚活に期待が持てないという男女が増えています。そして、深刻化している理由として、過剰な美意識が強迫観念となりストレスを発散できないことが挙げられます。
例えば、普段はストレスの解消方法としてスイーツ食べ歩きをしている女性が「スイーツなんか食べていたら太ってしまう…太ってしまったらもっと婚活はうまくいかない」と、“少し後の自分に対する嫌悪感”を持ってしまうのです。男性であれば「普段はパチンコに行って憂さを晴らすところだが、今は少しでも貯金をして婚活に有利な男にならなくては」と自分に対し規制をかけてしまうことが多いようです。
【アイドルにもスポーツ選手にも欠点らしきところはある】
あなたが憧れる方を想像してみてください。見た目の華やかさだけで「あんな人になりたい」と理想を重ねてはいませんか?「あの人に比べて自分は全然魅力がない」と落ち込む前に、ちょっとだけ想像してみてください。アイドルだって家に帰ればスウェット姿で熱燗を飲んでいるかもしれない。笑顔が爽やかな有名スポーツ選手だって、プライベートではエッチなビデオを見ながらニヤニヤしているかも。でも、これって欠点ではないですよね。そう、あなたが「自分の弱点」と思っているところは、もしかしたら個性なのかもしれないんです。
自分に厳しい理想という修行を科すのは、個性を消滅させるというもったいないことなのかもしれないと思ってください。そうすれば、婚活鬱を乗り越えるきっかけになるかもしれませんよ!
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