ポイント4 アイスブレイクで緊張をほぐす
初対面の人と言葉を交わすのは緊張するもの。ましてや男性との初対面は緊張して当たり前。スムーズに会話を進めることができればOKですが、緊張して難しいという人はアイスブレイクで初めの緊張感をほぐすと気持ちが楽になります。
アイスブレイクとは、言葉のとおり「氷を溶かす」意味です。会話の始まりでアイスブレイクを応用するコツは、相手が「そうですね」と思わず答えてしまいそうな問いかけをすること。何気ない問いかけで同意を求めることで、親近感を与え距離感を縮める心理作用があります。
あなた:「だいぶ暖かくなって、ようやく春らしくなってきましたね」 相手 :「そうですね。マフラーがいらなくなりましたね」 |
あなた:「もう春だというのに、今日は雨だから冷えますね」 相手 :「そうですね。雨だと体が冷えますよね」 |
ポイント5 「肯定感」を与える会話
人は誰しも否定されるのは嫌です。初対面の相手であればなおさら。子供でも大人でも自分のことを肯定してくれる人に関心と好意を示します。男も同じ。否定されるよりも肯定したほうがコミュニケーションは上手くいきます。肯定感を与えるような会話ができれば、あなたへの印象が良くなります。この人と話していると落ち着くなぁ、とか、一緒に居ると心地いいなぁ、そう思わせることができるのが肯定感を与える会話です。肯定感を与える会話のコツは、ポイント4で紹介したアイスブレイクの逆パターンを意識すること。今度は、あなたが同意してあげればいいだけです。
ただし、「そうですね」といったダイレクトな同意はダメ。相手の不満や不安を認めるのではなく、自分に置き換えて共感してあげることがポイントです。そして、そのあとに相手が発したネガティブな会話をポジティブな返事でやわらげてあげることが最大のポイント。そうすると共感と親近感を与えることができるので、自然な肯定感が生まれます。
<肯定感を与える会話の例>
相手 :「スポーツが苦手なので、運動神経の良い人がうらやましいですよ」 あなた:「私も運動は苦手なほうです。激しいスポーツとか昔から苦手で。だから、ウォーキングを始めようと思っているんです。健康にも良さそうだし毎日続けられそうだし。○○さんはウォーキングに興味がありますか?」 |
<肯定感を与えないダメな会話の例>
相手 :「スポーツが苦手なので、運動神経の良い人がうらやましいですよ」 あなた:「分かります!運動神経が良い人って憧れますよね。サッカー選手とか素敵ですよね。○○さんも思い切って何かスポーツを始めてみたらどうですか?」 |
<肯定感を与える会話の例>
相手 :「昔から性格が暗そうって言われるんですよ」 あなた:「○○さんは優しそうだから控え目な性格に思われてしまうのかもしれませんね。私は暗そうな性格だとは思いませんでしたよ。優しい落ち着いた雰囲気だなって感じました |
<肯定感を与えないダメな会話の例>
相手 :「昔から性格が暗そうって言われるんですよ」 あなた:「私の周りにもいますけど、暗い性格よりも明るい雰囲気の人のほうが確かに近づきやすいですよね。思い切ってイメチェンしてみるとかどうですか?」 |
上記の例の2つを比べると、同じ共感でも相手が受け取る印象は大きく違います。自分は否定されていない、分かってくれる人もいるんだ、そう相手に感じさせることが肯定感を与える最大の秘訣です。
相手を否定しない、ネガティブな印象を与えない、共感してあげる、分かってあげる、不満や不安をポジティブな返事でやわらげてあげる、これらの要素を意識すれば肯定感を与える会話が成立しやすくなります。
会話が上達する5つの習慣 まとめ
いかがですか?今回はコミュニケーションが苦手な人でも会話が上達する5つの習慣をご紹介しましたが、すべてに共通するキーワードは『聞き上手』になること。それに加え、『上手に共感してあげる』ことです。
日頃から習慣づけることでコミュニケーションが上達します。婚活に限らず、普段の人間関係においても役立つ習慣です。相手に好印象を与えるコミュニケーションの基礎になるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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