態度に現れるYES・NOサイン
「目は口ほどに物を言う」そんなことわざがありますが、実際のところ、人間は無意識のうちに体の動きで反応を示しています。会話中に現れる態度で、自分に対する興味を推測することが可能です。楽しく話しているように見えても実は全く自分に興味をもっていない「NOサイン」の見分け方。
会話中、NOのサインが目立つようであれば、何かしらの改善が求められてきます。NOをYESに、つまり興味をもってもらえるよう相手に合わせる必要がありますよね。そこで今回は目と手の動きに的を絞り、会話中の態度で分かるNOサインについて確認していきましょう。
コミュニケーションスキルの上級技ですが、知っておいて損はありません。まだ慣れないうちは他人が会話している姿を見ることでサインの見分けがつきやすくなりますよ。ぜひ、参考にしてみてください。
ポイント1 目の動き
目線や視線は自分への好意を確かめるうえで重要な手掛かりになります。適度に視線をそらせながら会話をしている様子が理想的です。
「視線を合わせ、しばらくしたら視線を外す」こうした動作を繰り返す相手は、自分に対して好意や興味を示しているサインです。
まったく視線が合わないというのはNGですね。完全に興味をもっていない証拠です。また、視線を外さず、じっと見つめてくる場合、違う意味で興味を示しているサイン。
警戒心や対抗心など「注意」や「観察」といった意味合いがあります。ひたすら見つめてくるのは、確かに気持ち悪いく話しづらくなってきます。
<NOのサイン>
- 視線を合わさない、合わそうとしない
- 辺りをキョロキョロと見回している
- 時計を見る仕草が現れる
- スマートフォンを操作しながら話を聞いている
ポイント2 手の動き
態度に現れる体のパーツとして、手の動きは会話中に何かしらのサインを送っている場合が多いです。好ましくないサインが、「手をあごについた」とき。満足していない、どことなく不快だ、そんな気持ちが現れると手をあごにつく動作が見られます。会話中、両手であごを支えているようならアウトですね。
そして、鼻や目をこすったり、首の後ろや髪を頻繁に触ったりするようなら「退屈」とか「興味なし」といったサイン。関心がないという感情を無意識に体が示しています。また、腕組みしながら会話している人は「自分を守る」サインの現れなので、自分に対して好意を示していない可能性が高くなりますね。
<NOのサイン>
- 手をあごにつく
- 鼻や目をこすったりする
- 首の後ろや髪を触りながら会話する
- 腕組みしながら会話している
会話中の態度で分かるYES・NOサイン
人には、相手との関係性によって快適な心理的距離が決まっています。この距離が近ければ近いほど相手との関係は親密だといえるでしょう。たとえば、腕一つ分の距離というのは親密な距離です。ある程度、心を許した間柄でなければ、踏み込まれると違和感を覚えます。つまり、相手と腕一つ分の距離に入ったとき、どんな反応を起こすかで、分かってしまうのです。
手を大きく広げて机の上に置くといったしぐさは、相手がリラックスしている状態を表します。警戒をといて話を積極的に聞こうとしているのです。
あごを手でさするという動きもそうです。手のひらを見せることと同じく、満足していることを示しています。逆に、どうも分が悪いという状況もあります。同じあごに手をやるのでも、両手で支えるしぐさは「不満足」や「不愉快」をしめします。頬杖の変化形ともいえますが、相手はあなたの話に関心を持っていません。
ネガティブなボディーランゲージ
•離れたり、体をそらす。
•腕や足を組む。
•横を向く。
•一歩さがったり、出ていこうとする。
•鼻や目、首の後ろをこすったり掻いたりする。
ポジティブなボディーランゲージ
•近づいたり、身を乗り出してくる。
•リラックスしている手足、組まれていない腕や足。
•長い時間のアイコンタクト。
•照れて下を向いたり、目をそらす。
•ジーニアススマイル(正真正銘の笑顔)
あなた自身がポジティブなボディーランゲージをすることで、相手によい影響を与えることもできます。人は多かれ少なかれ相手の振る舞いを模倣するものです。あなた自身が暖かで快適な気持ちでいたなら、相手の振るまいも変わってくるでしょう。つまり、あなた自身が腕を組むのをやめ、できるだけジーニアススマイルでほほえみ、距離を取りすぎないように心がけましょう。また、ときおり手のひらを見せるのも良いです。これらの振る舞いは、すべてあなたが快適であることを示します。あなたがポジティブなボディーランゲージを表現してれば、デートの時間も快適なものとなるでしょう。
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