※この記事は2021年11月4日に更新されています。
未婚女性が既婚女性を羨ましく思うように、「未婚女性が羨ましい…」と思う既婚女性もいます。独身生活と結婚生活には、お互いに羨ましいと思ってしまうメリットがあるのでしょう。
そこで既婚女性と未婚女性の立場から、お互いを羨ましいと思う理由について解説していきます。
目次
既婚女性が未婚女性を羨ましい理由
まず既婚女性が未婚女性を羨ましいと思う理由について、6つのポイントに分けて見ていきましょう。結婚に憧れる未婚女性も、独身生活の良さに気がつけるかもしれません。
自分で自由に行動できるから
結婚すると何か行動を起こそうとすると家族のことも考えて動かなければいけなくなり、未婚のころの自由さが欲しいと思う既婚女性は少なくありません。
たとえば、好きなアーティストのコンサートを観るために遠方まで出かけたり、飲みに行きたいと思ったら気分にまかせて飲みに行ったり…。未婚女性にとっては当たり前と感じてしまいがちなことです。
しかし結婚して小さな子供の面倒をみる立場になれば、子供の預け先を考えたり、ご主人から許可を得なければいけなかったりと、自由に行動できなくなります。
思う存分仕事に打ち込めるから
外の仕事が好きな既婚女性であれば、思う存分仕事に打ち込める未婚女性が羨ましいと思ってしまいます。
結婚しても仕事を続けることはできますが、やはり未婚のときのようにはいきません。子供が生まれれば育児が始まるので、やはり子供優先の生活になってしまいます。男性の育児への参加が推奨される風潮になってきましたが、まだ「育児は女性の仕事」という考えは残っています。
結婚をすれば仕事にも影響があるとわかっていたとは言え、実際に大好きな仕事ができなくなると寂しく思う既婚女性は多いものです。
自分にお金をかけられるから
家族を持つと、お金を自分にかけるよりも家族にかける方が多くなるかもしれません。結婚前に貯めていた貯金を、子供のために使うような時もあるでしょう。「仕方が無い」「可愛い子供のためだから」と自分に言い聞かせても、少し切ない気持ちもあるものです。
でも未婚なら自分にお金をかけるのが許されるため、とても楽そうに見えるはずです。自分にお金をかけられるなんて羨ましいなぁと思う気持ちもあるでしょう。自分に対して「今度のお給料で服を買おう!」と思えば、仕事に対するモチベーションも上がりそうと想像するかもしれません。
自分が一度通ってきた道だからこそ、仕事のモチベーションの上げ方について羨ましさを感じる時もあるでしょう。
自分に時間をかけられるから
未婚の女性の場合は「資格を取りたい!」と思えば、資格の勉強を明日からでも始められるでしょう。
でも既婚女性は、すぐにスタートするのは難しい場合が多いでしょう。時間があまり無いので資格を取りたくてもスクールにも通えずに、通信スクールにしようかとは思うけれど、家事に追われるため断念することも。
出来れば取りたい資格を未婚のうちに取っておいた方が良いと言えるでしょう。結婚してからでは大変そうと思う女性が多いからこそ、未婚のうちに医療事務の資格を取ったり、ファイナンシャルプランナーの勉強をしたりするのです。
結婚相手や結婚生活に夢を抱ける
大好きだと思って結婚をしても、「想像と違った…」と残念な思いを持っている既婚女性もいます。いざ結婚をしてみると、結婚について理想や夢を描いていたときの方が幸せだったと感じる人もいるようです。
そのため結婚相手や結婚生活に夢を抱いている未婚女性を見ると、既婚女性は「素敵だな」と思うのでしょう。結婚に夢を描いている未婚女性は輝いていて、まぶしいくらいに見えるかもしれません。
未婚女性が既婚女性を羨ましい理由
既婚女性が未婚女性をうらやましいと思うように、未婚女性も既婚女性を羨ましいと思っています。そこで未婚女性が既婚女性を羨ましいと思う理由について見ていきましょう。
家族がいて寂しくないから
一人暮らしをしていて日々寂しさを感じている未婚女性は、家族に囲まれて暮らせる既婚女性を羨ましいと思うようです。もちろん一人でいるのが好きな人もいるでしょうが、いつも誰かが傍にいてくれる環境で心が満たされると思う女性は少なくありません。
自由で寂しい一人の生活よりも不自由であっても寂しくない生活を望む人にとっては、自分にないものを持っている既婚女性が羨ましくなるものです。
「結婚=幸せ」という価値観があるから
既婚女性を羨ましいと思う未婚女性には、「結婚=幸せ」という価値観があります。つまり既婚女性がみんな幸せそうに見えてしまうということ。
大勢から祝福されながら結婚・寿退社をしてかわいい子供が生まれた暖かな家庭にいる女性。既婚女性は幸せであって、自分もそうなりたいと思う気持ちがあるから羨ましくなるのです。
自分にできないことを実現しているから
自分自身で「今のままでは結婚はできない」とわかっているから羨ましいということがあります。結婚したい気持ちはあるけれど、今のままでは当分結婚できそうにない…というジレンマを抱えているときに、自分ができない「結婚」を実現させた既婚女性を羨ましく思うのです。
既婚女性を羨ましいと思うのは「幸せそうだから」という気持ちだけではなく、裏には「自分にはできないことを実現した」ことへの嫉妬の気持ちが隠されていることもあります。
独身生活にも結婚生活にもそれぞれの魅力がある
未婚女性と既婚女性はそれぞれ、お互いを羨ましいと感じています。
未婚女性を羨ましいと思うのは、今からでもいろいろなことに自由にチャレンジしていけそうに思えるからかもしれません。既婚女性には「家庭」という守るべきものがあるので、独身時代のように行動することは難しいでしょう。しかし結婚を希望している未婚女性にとっては、既婚女性が羨ましいと感じるもの。
さまざまな理由からお互いに「未婚はいいな…」「既婚はいいな…」と思うということは、どちらの生活にもそれぞれの魅力があるということですね。
監修者情報
結婚相談・婚活アドバイザー 田村智泰
「婚活で人生が変わった。」「結婚相談所で運命のパートナーに出会えた。」そんな方を1人でも増やせるように、結婚相談・婚活アドバイザーの立場から結婚相談・婚活業界の健全な発展を支援しています。
ライフデザインカウンセラーベーシック講座 第140230号
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