結婚までの期間は?
結婚相談所に入会した時、結婚までの期間はどれくらいだと思いますか?個人差がある問題なので一概に期間を断定することはできませんが、さらに大きな要因として、入会する結婚相談所によっても異なってきます。アグレッシブにお見合い相手を紹介してくれるような結婚相談所であれば可能性は高まりますし、反対にスローペースな結婚相談所だと期間は長引くでしょう。
本人のやる気次第だと思われがちですが、実は結婚相談所のアドバイザーやカウンセラーとの連携も重要な課題となってくるのです。まず、結婚相談所の基本的な流れは、活動・お見合い・交際・成婚の4つです。それぞれの役割によっても期間に個人差が生まれます。
活動について
活動の期間とは、お見合い相手を探す段階です。つまり、お見合いをセッティングする前の準備期間となります。プロフィールやアドバイザーの紹介など、気になる相手と会ってみたい場合、お見合いを申し込みます。「OK」の返事があればお見合いとなりますが、「NG」もあります。返事が来るまでの期間は最長で2週間ほどです。早くて2日後、平均的に5日~一週間と考えておくとよいでしょう。
また、相手からお見合いの申し込みが来るケースもあります。その際は、翌日~2週間までの間に返事をしなければなりません。一般的なマナーとしては、一週間までに返事するのが基本です。自分のスケジュールを確認し、予定が組めそうにない時は早めにアドバイザーやカウンセラーに相談します。お見合いの申し込みが成立したら、お見合いの日程を決めて会うことになります。この活動期間によっても、結婚までの期間が変わってきますよね。
相手を探す期間、返事を待つ期間、お見合いの申し込みがあったら返事をするまでの期間、お見合いの日時をセッティングする期間などが「活動の期間」です。
お見合いについて
お見合いに設ける時間は、一般的に1時間~90分です。当日は遅刻厳禁です。場合によってはキャンセルになってしまうおそれもあるので注意しましょう。キャンセルになってしまえばペナルティが発生する場合もあるので、大人の常識をもって時間どおりに動くのがマナーです。
お見合いをしてフィーリングや条件が合えば「交際」に進みます。この時、翌日の正午までに返事をするのがマナーです。もう少し考えたいという人は遅くても2日後までがタイムリミットです。その際は、担当のアドバイザーやカウンセラーに相談しないといけません。自分だけの問題ではなく相手がいることなので、両方に不安を与えないよう配慮しなければならないからです。
交際について
交際には2通りあります。「交際」と「真剣交際」です。一般的に交際と言えば恋人関係を表しますが、結婚相談所のルールは違います。交際とは、真剣交際に進むか進まないかを決めるための期間です。よって、恋人関係ではなく、より親密な関係になるべきかを判断するための期間が交際です。
この交際の期間は、ほとんどの結婚相談所が3ヶ月を設けています。交際中はデートを楽しんだり食事をしたりと、恋人のような時間を過ごすことになるでしょうね。そうして人間関係を築く中で、真剣交際に進むべきか進まないかを判断しなければなりません。
自分がOKでも相手がNGの返事ならば真剣交際は不成立です。真剣交際は交際とは違い、結婚を意識した関係になります。つまり、恋人関係です。真剣交際がスムーズにいけばプロポーズを経て、結婚することになりますね。
成婚について
「成婚」と結婚は違います。よく勘違いする人も多いのですが、結婚=成婚ではありません。成婚の定義は結婚相談所によって異なります。一般的な結婚相談所のルールは、真剣交際が始まってから6ヶ月を経過した場合となっていますが、この期間内にプロポーズを受けた場合、した場合は、その時点で成婚です。
ごくまれに、成婚をして結婚相談所を退会した後に婚約が破談となるケースがあります。要するに、婚約解消ってやつですね。成婚すれば成婚料が発生するので、このパターンは最悪なケースです。当然ながら相手と揉めるおそれがあります。
また、プロポーズを受けなくても交際中や真剣交際の期間に性的な関係をもった場合も成婚として扱われます。性的な関係が無くても二人で旅行に行った場合も成婚です。そのほかにも結婚相談所によって成婚の定義や範囲が変わってくるので、事前に確認しておくことをおすすめいたします。
それから、ご両親への顔合わせも大事です。つまり、承諾です。最終的に両親が反対すれば水の泡となってしまいますから、きちんと話して理解を得ておきましょう。
結婚までの期間 まとめ
結婚相談所に入会した時、結婚までの期間が人それぞれ異なってくることはお分かりいただけたでしょうか。活動の期間がスムーズに行き、お見合いの申し込みが順調に成立すれば早い段階でお見合いすることができます。このお見合いで、交際に発展すれば次は真剣交際となります。そのあと、成婚となりますね。
「どの時点をもって成婚となるか?」は結婚相談所にきちんと確認しましょう。ここまでの期間は、スムーズに進んで1年といったところでしょうか。すべてを一発で決めることは難しいはずです。自分一人の問題ではないので、迷いもあれば上手くいかないこともあります。
そのことを考えると、段取りよく進んで1年が現実的な最短期間と考えられます。もちろん、早い人で半年~7ヶ月というケースもありますが、慌てたりあせったりしても仕方ないこと。後悔しないために、着実に一歩ずつ進むことが大切です。
結婚相談所に入会するとお分かりになりますが、1ヶ月が過ぎるのは早く、いろんな人とお見合いすることで迷いも生じてきます。あれほど早く結婚したいと思っていたのに、スムーズに行き過ぎて「もうちょっと考えたい」と自分から考える期間を設ける人も珍しくありません。いざ成婚を目の前にして決断を迫られると、それまで感じていたあせりが無くなり、冷静になってしまうためです。
結婚相談所で結婚するまでの期間を気にする方も多いですが、肝心なことは内容の濃いステップを一歩ずつ踏んでいくこと。アドバイザーやカウンセラーと密に連携をとって、期間にこだわるのではなく、確実に成婚までの道のりを歩むことが大切になってくるでしょうね。
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