合コンで結婚相手が見つかる可能性は5%未満
率直に申し上げると、「合コンは婚活の役に立つのか?」ということです。さらに結論を申し上げると、合コンで結婚相手が見つかる可能性は5%未満だと思っています。合コンは、異性との新しい出会いを求める場としては有意義ですが、ただし「結婚相手が見つかるか?」といった観点で考えると不安要素が多いような気がします。
実際に、住友生命グループのメディケア生命保険が調査したデータによると、20~39歳の未婚男女1,000のうち、35.5%が「合コンに参加したことがある」と答えており、「婚活として合コンに参加している」と答えた人は17.2%。つまり、61人。「恋人を見つけるため」と答えた男女が51.5%で、二人に一人は恋愛目的で合コンに参加していることが分かります。しかし、その恋愛相手すら見つからないという現実。
なぜでしょうか。それは、合コンが“遊び場”の一部となってしまったからです。濁さず言うと、“なんとなく感”が集まる場所、それが合コンです。
【合コンに来た目的】
恋人を見つけるため・・・51.5%
人脈を広げるため・・・32.4%
友人を作るため・・・25.4%
なんとなく参加してみた・・・23.7%
ワイワイ盛り上がるのが好きだから・・・22.8%
婚活のため・・・17.2%
手っ取り早い飲み会で運が良ければ理想の相手と巡り合えるかもしれない、そんな軽薄な期待をもった男女がつながる確率は10%にも及びません。出会いという名の遊び場です。
さらに言えば、セフレ目的のアホや既婚者が混ざっている合コンなんて、数えきれないくらいあります。道を外れれば不倫。そうじゃなくてもセフレ。成果なしで帰るほうが、よっぽどマシなわけです。
婚活に不可欠な出会いの定義
定義の無い場で出会いを求めても、トラップを交わすために労力を使って疲れるのがオチです。残念ながら、定義の無い場所が合コンです。偶然的な恋愛を望むなら、合コンでもいいでしょう。ですが、今回のテーマを考えると、合コンは婚活に適した場所ではないと思います。
ドゥ・ハウスの調査によると、25歳~55歳の未婚男女1,000人のうち、「ここ1年間で合コンに参加していない」と答えた人が82.1%。
このデータが示している8割の人は、合コンに行っても意味がないことに気づいたわけです。もしくは、初めから気づいていたか・・・。婚活を前提にした出会いの定義とは、「結婚を真剣に考えている相手とつながる」ことです。本気のお見合いパーティーや結婚相談所が代表的なツールと言えるでしょう。合コンに行っても将来性や発展性を感じない出会いが多いのは、結局のところ「的外れ」としか言いようがありません。
合コンに限らず、手当たり次第のネット婚活やマッチングサービスの乱用も同じことです。結果を求めるなら、結果に相応しい行動が必要となります。婚活にとって多くの出会いを積むことは大事なことですが、一つ一つの出会いを有意義にしていかなければ結婚までの道のりが遠のくばかりです。
明確な目標を立て、現状の改善に相応しい動きで婚活したほうが、格段に可能性は高くなりますよね。それが、婚活の本質です。しっかりと現状を見つめ、課題を一つずつクリアしていきましょう。
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